老眼は高齢者がなるというイメージがありますが、実際は30歳くらいから進行が始まります。
野球選手が38歳くらいから突然打てなくなるのは、身体的な理由より目の老化によるものと考えられています。
老眼の症状
メガネをかけると近くのものが見えづらくなってしまう。
文字がかすんで見える、夕方になると視界がぼやけるなどが基本的な症状となります。
このようなことを感じ始めたらもう老眼は始まってきています。
目安にしてみてください。
近視の人は老眼にならないなど言われますが、老眼になってしまっていることに気づきにくいというだけで、全人類60歳までには99%は老眼になっています。
老眼の原因
毛様体筋と水晶体が関係してきます。
水晶体はカメラで言うところのレンズです。水晶体の上下でピント合わせをする筋肉が毛様体筋です。
毛様体筋を使い、水晶体を収縮させると近くが見えるという仕組みになっています。
年齢が上がってくるとどうしても筋肉の働きが弱くなって調整機能が低下してしまうんです。
これが老眼の原因です。
つまり毛様体筋をしっかり動かしていけば老眼は改善していきます。長時間ほっておくと中にある水
晶体も硬くなってきてしまうので、早めのトレーニングが必要です。
老眼のテスト
目の前に人差し指を立てて、少しづつ遠くに離していくとピントが合う場所があります。これが30㎝
離れていればもう立派な老眼です。
30歳では15㎝ 40歳は22㎝ 45歳で29㎝になってしまうのです。恐ろしいですね、年取りたくないです。
つまり45歳以降に老眼と感じる人が増えていくのはそのためです。
老眼の対処法
老眼になった場合、老眼鏡を使用しまう。これ自体は悪くありません。
見えないのに若ぶってつけない方が恥ずかしいです。
ただ老眼鏡に頼り切ってしまうことで、自分の毛様体筋を使う機会が減り老眼をはやめてしまいかねないので、そこはさじ加減で使用してください。
老眼ケア方法
目を温めることを意識してください。硬くなった筋肉を温めることで柔らかくすることができます。
市販のアイマスクやレンジで蒸しタオルを作って、5~10分温めてください。
筋肉を鍛える
顔の周りに指を大きく回していき、それを目で追っていきます。
顔を動かさず正面を向いておいてください。
30秒やったら今度は反対周りで30秒 要は眼球を大きく動かしていきます。
指圧しほぐす
目尻から指を上に滑らせると骨の窪みに突き当たると思います。
人差し指でも親指でも構わないので、グーと気持ちがいい状態で指圧してください。
これは30秒×2セット
今度は目の下ですね、下の骨の窪み人差し指で気持ちがいいと感じられる場所を軽く気持ちがいい程度に指圧していきましょう。
両手で30秒×2セット
それが終わったら両手の小指の付け根を指圧します。東洋医学では、老眼点ともいわれている箇所です。
これも右手30秒×1セット 左手30秒×1セット
ぐりぐり指圧する必要はありません。じんわりグーと気持ちいいと感じられる程度で押していきましょう。
はいこれで終了です。
毎日30分で老眼が改善していきます。続けていきましょう。ストレス解消にもなりますので、やってみてください。
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