パソコンを打つ机の前のカレンダーが何度何度も、風で舞い上がる。
隣のおばさんは1週間前から咳をしていた。
後のおばさんは感染症対策大好きなおばさん。
隣のおばさんが後ろのおばさんに感情的に言う『後ろの窓閉めてくれない!?』
後のおばさんはそれを平気な顔で無視する。
【願望成就】ムリだと思っていた願望が叶ってしまう魔法の言霊!
後のおばさんが席を離れ部屋からでたので、私は窓を閉めにいく。
そうすると隣のおばさんが『私が閉めたと思われるから閉めないで』という。
風はビュービュー吹いていて、机の上の書類も飛びそうだ。
『書類が飛べばいいのに、全部あいつに拾わせてやる』隣のおばさんが息巻いていう。
『じゃあ、この窓は閉められないんですか?』というと
『あんた意地が悪いねー』と席を立ち去った。
二人共いなくなったので、私は窓を閉め仕事に戻った。
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