路上の伝説「朝倉」 対 鬼神「クレベル」
愛知=朝倉未来、静岡=クレベル ダービーとなった。
18年ぶりに東京ドームでのこの試合。
本当にPRIDE時代のノゲイラとミルコの試合のような緊張感とワクワク感があった。
どちらが勝つかわからない。
幻想と幻想の戦いに決着がついたのは、2Rの序盤だった。
1Rに打撃で完全に優勢をとっていた朝倉選手が、
2R急に下がりながらカウンターを狙いにいって、コーナーに追い詰められ、
引き込まれ、三角締めが綺麗に入り、
失神してクレベル選手が勝った。
朝倉未来という幻想が壊れた瞬間だった。
正直、斎藤戦では私は朝倉選手が勝ったと思うような、判定負けだった。
試合後のインタビューで引退も考え今後のことを考えたいといった、朝倉未来。
また、一つの時代が終わってしまうはかなさは年を重ねると感じてしまう。
しかし、イチローから大谷翔平、羽生善治から藤井聡太のように新しいヒーローは生まれてくるのである。
朝倉選手、お疲れ様。クレベル選手おめでとう。
ちょっと、おセンチになってしまう夜でした。
コメント