心構え
お金持ちになりたくない人はいない。
一つでも、二つでも勉強して、まずは一歩を踏みだそう。
ちなみに、現代のお金持ちランキングを見ると、ジェフ・ベゾスやマーク・ザッカーバーグ、孫正義など、親の遺産を継いだ人ではなく一代で成功した人が目立つ。
彼らもまた、最初はお金持ちではなく「ふつうの人」だったのだ。
究極の投資とは「起業」である
ここで「けた違いの大金持ち」になる方法を教えます。
それは、自分で会社を起こす、つまり起業するということです。
アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾスの資産がいくらであるか、知っていますか? 約19兆円です。リッチすぎて想像もつきませんね。日本電産の永守重信会長は、28歳の時、自身の持っている時間、才能、少しばかりのお金をすべて「回るもの、動くもの(モータ)」に投資した結果、現在時価総額8兆円を超える企業グループを創り出し、自らも個人資産1兆円のお金持ちになっています。
すでにある会社に入社して、少しずつ出世して、仮に運よく社長になれたとしても、もらえる給料は一般社員の何倍かです。資産も数億円どまりです。
一方、自分で事業を起こせば、創業経営者であると同時に最大の株主として、その事業全体から得られる収益の何割かは常に自分に入ってくるようになります。事業が大きく成長すれば、けた違いの収入と資産が得られるのです。
起業するということは、自分の才能と他人の才能を掛け合わせ、その相乗効果を使って、世の中に価値を提供する究極の投資です。だからこそ、うまくいった時のリターンはとてつもなく大きいのです。
なぜなら複利効果というエンジンにより、雪だるま式に企業価値が膨らんでいくからです。これは単純な株式投資では得られないものです。規格外の大金持ちはみな、自分の才能と時間をすべて自らの事業に賭けた人たちです。サラリーマンで大金持ちになった人はいません。
お金持ちになりたければ資産を増やすことだけを考える
ただ、潤沢な資金がある人でない限り、いきなり資産を増やすのは難しいです。また、いきなり借金をして不動産を買ったり株を購入したりするのも勇気がいります。
そこで、まずは今ある収入を少しずつ資産へ投資することから始めることをお勧めします。これは、「時間」と「お金」の両方を投資すると考えてください。
もちろん、最終的に労働収入と権利収入を逆転させることを目指します。
これができるようになると、資産から少しずつお金を生み出すことができるようになります。言い方を悪くすると、不労所得(権利収入)が入ってくるということです。
ちなみに、お金がない段階であっても、時間を投資することによってお金を生み出し資産を構築することもできます。
たとえば、ブログなどのウェブサイトがまさにこれです。毎日、コツコツと時間をかけて記事を書くことで、次第にアクセスが集まるようになり、そこから収益を発生させることができるようになります。
具体的には、広告収入を得たり、業者の代わりに集客をして紹介料をいただくのもアリです。インターネットの場合、一度作ってしまえばあとは「完全自動化」で利益を生み続けることができるため、お金がない場合はこれに時間を投資するのが最もお勧めです。
ここまで来れば、さらに不労所得を増やすために、お金と時間を資産に投資していくだけです。
これを常に繰り返していくと、次第に資産が大きくなり、ある日を境に資産からの権利収入と労働収入が逆転するようになります。
その結果、働かなくても、最低限の生活をすることができるようになります。
つまり、自由な時間を手に入れることができるということです。
ただし、ここで儲かったからといって、贅沢をしてはいけません。無駄遣いをしたり、負債にお金を使ったりした瞬間に、何も残らないからです。そのため、資産から生み出されるお金を増やすために、さらに投資をし続けます。
とはいえ、ここからはかなり楽になります。
一度構築した資産から発生した利益を、さらに投資することで後はお金がお金を生み出してくれるようになります。後はこれをひたすら繰り返すだけで、雪だるま式に資産を構築することができるのです。
これが、お金持ちはお金を働かせるということです。
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