今回は老後歩けなくなる原因が、筋力不足だけという嘘と
いつまでも歩けるようになるために、重要なことを実践していきます。
老後歩けなくなる原因
突発的な事故や、内臓の病気などを除いて、老後一番歩けなくなる原因は何だと思いますか?
ほとんどの人が下肢筋力低下しかないでしょと思われているかも知れません。
しかしもっと大切なことがあって、それを理解していないと筋力トレーニングも全くの無駄になってしまうんです。
その答えは、歩き方、フォームなんです。
スポーツでもなんでもそうだと思うんですが綺麗なフォームを意識しないと、筋力を上手く使うことができませんよね。
この理解ができていると年をとってもバランスのよい故障しない体を手に入れることができます。
人間というのは普段生活していて歩けなくなるという事はないんですね。
圧迫骨折したり、どこか痛めて安静が続くと歩けなくなるんです。
痛めた状態でウォーキングや、身体に負荷を与えるとやはり痛みが出てきて、どんどん歩けなくなってしまいます。
実践トレーニング
まずフォームにフォーカスし、修正していくことから考えていきます。
せめてフォーム修正と筋トレは同時進行で進めていくべきです。
フォームを修正するメリットは、無駄な負担がかからなくなり、ちゃんと動くようになる筋肉に負荷がかかるので、例えばウォーキングの効果が同じ距離であっても故障のリスクが下がります。
さらにフォームが良くなるという事は、身体の連動性が良くなるので、
体の勢いが利用できるようになります。
勢いが利用できるので同じ量動いても疲れにくくなります。
最近ちょっと動いただけで疲れを感じやすい人は、身体のフォームがバラバラになっている人が多いです。
トレーニング1
腕を大きく振ってください。腕を振るだけで身体の勢いが利用できるようになります。
次に意識してほしいのは股関節です。股関節をしっかり動かしましょう。
肩の振りと股関節の振りが大事になってきます。
この二つの関節が動いていればおのずと勢いは生まれます。
体の力を抜いて、歩幅を大きくかかとから足がつくように歩きます。
歩くときに体のひねりを使えるようにしましょう。年を重ねるとどうしてもひねる動作が苦手になってきますので、ロボットみたいにならずに力を抜いてしなやかに歩いていきましょう。
トレーニング2
足を大きく開いて腰を落とし、両手を広げて身体をひねる運動をしましょう。
腰から全体的にひねっていきましょう。
痛みが出る方は無理せずに足の開きを狭くしたり、膝を曲げて腰を落とすのをあまり無理のない状態で行いましょう。
この運動を 30秒×2セット 行います。
次は、肩をグーと5秒上げてストンと下すこれを5セット行います。
今度は股関節の運動です。
壁に平行に立ちます。
壁に右手をついて左足を前後に振っていきましょう。これを片脚づつ30秒です。コツとしては力を抜いて行ってください。
まとめ
トレーニングすることはいいことです。
しかし正しいフォーム動きで行わなければ意味がありません。
自分で歩く姿をビデオに撮ってみるのもいいでしょう。
これはスポーツしている人にもつながる知識なので、お子様方をビデオにとって見せてあげてください。
それだけで子どもは何が悪いか考え、修正する力を持っています。
変に指導すると反抗してきますから、お子さんの動きをビデオに録り、見せてあげるだけでいいです。
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