2022.6月 ついに決定!!那須川天心VS武尊の見どころ!!勝敗は?

格闘技

幻想 対 幻想

武尊の戦績は40勝1敗ここ9年無敗、K1という最高のキックボクシングの団体では無敗でチャンピオンになっている。

キックボクシングの世界は、那須川天心が出てくるまでは、武尊が中心だった。

同じくしてRISEの中心として2014から出てきたのが、天心だ。

戦績は45戦無敗、対戦相手がおらず来年ボクシングへの転向を決めた。

武尊も天心も最高の舞台で戦い続け結果を出し続けてきたからこそ

どちらも負けることが想像できない。

両団体で幻想化された神格化された二人なのである。



K1 対 RISE

団体同士のチャンピオンという縮図もある

K1は魔裟斗や武蔵がいた時が最高の盛り上がりだった。

アーネストホースト、ミルコ、レミーボンヤスキーなど外国人選手でも人気選手がいっぱいで、総合格闘技でもプライドやヒーローズなど格闘技が盛り上がっていた。

格闘技ブームはさり、プライドが消滅、K1も外国人選手も呼べなくなり下火になっていった。

昔ほどではないがそこでK1を再ブレイクさせたのが武尊である。

だからK1は武尊というスターの放出リスクや、放映権、いろんな契約で、長いことこのカードは実現しなかったのである。

そんな中、RIZEを中心に戦い盛り上げていた那須川天心は、ライジンにも参戦し知名度、人気も武尊を凌ぐほどになってきたのである。

これはK1の最高ブランド 対 RIZEの最高ブランドの団体の意地も懸かった代理戦争なのだ。

世界最高の日本人対決

これは日本チャンピオン同士ではなく世界も認める世界チャンピオン同士のキックボクサー対決なのである。

コロナ化だから仕方なく戦っている日本人同士とはわけが違う。

日本人対決でも史上最高だろう。

ボクシングで言うと辰吉VS薬師寺、畑山VS坂本戦、最近で言うと井岡VS田中辺りになるだろうか?

確かに勝負論もあったし盛り上がったが、辰吉は全盛期を過ぎている感はあったし、

畑山と坂本では、格が違った気がする。

井岡と田中は、チャンピオン同士で那須川VS武尊感は少しあるが、

やはり、武尊VS天心は今まであった日本人対決でも別格だろう。

魔裟斗VSキッドを引き合いに出す人もいるが、キックルールで階級も違うのに全然世紀の一戦とまではいかない。キッドが1R魔裟斗を倒したから盛り上がったけど、魔裟斗が勝つのは当然だ。

パッキャオとメイウェザーより価値が高い試合だと個人的には思う。

あの二人も全盛期ではなかった。

何が凄いかというのは、全盛期、武尊もそうだと信じたい。全盛期同士で無敗のチャンピオン

適正体重が合わせられる。

この試合は日本人対決で一番価値の高いマッチメイクだと思う。



リスクとメリット

あとこの試合で一番いいのが、本人同士が戦いたかったという純粋な思いで構成されているところだ。

あまりファイトマネーや、駆け引きというより

本人同士が戦い、格闘技界を盛り上げたいという思い、ファンの思いなどにプロモーターが負けて実現しているという点だ。

二人共、人気もあり、実力もほぼ同等にある。お金も稼いでいるだろう。

世界に最強は二人いらないという思いで実現した試合だからこそ、胸が熱くなるのだ。

30歳天心と戦って有終の美を飾りたい武尊と、キックボクシングでやり残した武尊戦で勝ってボクシングに転向したい天心。

何か損得勘定や、リスク、プレッシャー、リターンが同格同士の対決だから、本当の戦いがみられるという面でも、この試合は格別だ。

最近で言うと朝倉未来の対戦相手はどうしても知名度も少なく、負けても勝っても得するような、朝倉未来にとってはリスクが大きく、プレッシャーがかかるイーブンな戦いではない気がしてしまうのだ。

何もかもがかみ合ったどっちも応援したくなるようなマッチメイクが完成した。

後は試合を楽しみにして、大いに盛り上げましょう。

終わったらロスになっちゃうかもぐらいの世紀の一戦なので、両選手ともけがをせずにお願いします。

凄いですよね、3分3ラウンド戦うために半年、何年も努力するって、それでこの10年無敗ってこの二人ヤバいです。



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