質的調査データの整理と分析
調査手法①フォーカス・グループ・インタビュー➁ライフストーリーインタビュー③ミックス法
英語の内容で大体覚えよう。
面接法①非構造化面接(自由面接)➁構造化面接③半構造化面接
グラウンデッド・セオリー・アプローチ:アメリカのグレーザーとストラウスによって開発された質的分析法で、得られた質的データを抽象化、理論化するための一つの方法。
そのために分析を続けた結果、これ以上新しい概念やカテゴリーがでなくなった状態を理論的飽和と呼ぶ。
質的調査のデータ整理と分析
オープンコーディング・・・質的データを切り離し(切片化)、それを表す特性や属性に対応する名前をあげ、その内容を簡潔に表す語句や表現をつける分析初期の段階の作業を指す。資料をデータ化→コードをつける→カテゴリーを作る。軸足コーディングは単一のカテゴリーと複数のサブカテゴリーを関連付ける方法。データ収集、コーディングを繰り返してもこれ以上の概念、カテゴリーが出ない状態を理論的飽和という。
KJ法・・・質的データの分析、データにまとめ、文章化、図解して創造的に作り出す。
ソシオグラム・・・人間関係を視覚化したもの
尺度水準
代表値:最頻値(最も出てくる頻度が多い)、中央値(集めたデータの中で真ん中の数字)、平均値(すべての数字の平均)、比例値(2つのデータを比較した値)
①名義尺度<➁順序尺度<③間隔尺度<④比例尺度
名義尺度・・・1.質的データ(変数)である。 2.変数の例が、性別、病気の種類、イエス・ノーで聞いた質問、電話番号、血液型、背番号など。 3.データを区分するためだけの尺度であるため、標本平均の算出、中央値の算出はできない。唯一、最頻値の算出は可能 4、大小関係を持たない
順序尺度・・・1.質的データ(変数)である。 2.変数の例が、階級、社会的態度、嗜好、「よい/やや良い/普通/やや悪い/悪い」で聞いた質問の答えなど 3.順序には意味があるが間隔には意味がないので、最頻値や中央値は求める事ができるが、平均は求める事ができない。 4.大小関係の有無で区別される。大小関係を持つ変数である。
間隔尺度・・・1.量的データ(変数)である。 2.変数の例が、知能指数、摂氏の温度、カレンダーの日付け、年号など。 3.目盛が等間隔になっているもので、最頻値、中央値、平均を求める事ができるが、比例は求める事ができない。 4.絶対原点を持たない変数
比例尺度・・・1.量的データ(変数)である。 2.変数の例が、重さ、長さ、身長、体重、金額など 3.比例水準(0)は絶対的で、最頻値、中央値、平均、比例のすべてを求める事が出来る。 4.絶対原点(0)を持っている。
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クロス集計法
クロス集計表のクロスとは縦軸と横軸がクロスしているから名づけられている。
行や列の合計を周辺度数という。
オッズ比・・・ある事象が起こる確率比をおこらない確率比で割ったもの(0以上で表される)
量的調査の種類
自計式
留め置き調査・・・費用と時間が省ける。 本人が記入したかわからない。ある程度回収できる。
集合調査・・・回収率がいい。母集団を代表しているかは不明
郵送調査・・・費用や時間が少ない。回収率が低い
インターネット調査・・・短時間低コスト、大量のサンプル回収可能、代表性の偏りがしょうじる。
他計式
訪問面接調査・・・回収率がよい。時間、費用、手間がかかる。
電話調査・・・費用や時間が少なくて良い、断られやすい。
統計法
【国民経済の健全な発展及び国民生活の向上に寄与】
2007年に統計法改正の目的は「行政のための統計」→「社会の情報基盤としての統計」
総務省に統計委員会を置く。
基幹統計・・・総務大臣が指定するもの
国勢調査:総務大臣は10年ごとに人および世帯に関する全数調査を行い、国勢統計を作成しなければならない。
国民経済計算:内閣総理大臣は毎年少なくとも1回、国民経済計算を作成しなければならない。
その他:労働力調査、家計調査、人口動態調査、毎月勤労統計調査、医療施設統計、患者調査、国民生活基礎調整統計、生命表など
調査情報の二次利用は統計研究、名簿作成などに必要ならば利用可能。
基幹統計調査により報告を求められた個人または法人は、これを拒み、または虚偽の報告をしてはならない。
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