一問一答 絶対合格!!第34回 社会福祉士国家試験「人体の構造と機能及び疾病」編 ③

社会福祉士

 疾病の概要

高齢者に多い疾患

問1. 高齢者にみられるフレイル(虚弱)は、慢性疾患の終末期の状態である。

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✖ フレイルとは、健常な状態と要介護状態の中間の状態。特に75歳以上の高齢者の多くは、その中間的な状態(フレイル)を経て要介護状態に陥る。

 

問2.高齢者にみられる変形性膝関節症は、廃用症候群に属する。

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✖  変形性膝関節症は、長年の使用や繰り返される負担による加齢に伴う関節軟骨の減少による症状で廃用性症候群には適さない。

 

問3.高齢者にみられる皮膚の湿潤は、褥瘡の発症リスクとなる。

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〇  褥瘡は寝たきりなどによって体位変換が不十分となることで持続的な皮膚への圧迫から血流の障害が起こり、組織の壊死が起こった状態である。皮膚のびらんや潰瘍などをきたす。

 

問4.踵骨部の褥瘡は仰臥位で起こる。

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〇  仰臥位で長期間寝たきり状態でいると踵骨の外側がつねに圧迫された状態となり、血液障害がおこり、褥瘡ができやすくなる。

 

問5.平衡機能障害における起立や歩行の障害は、下肢の筋力低下が原因である。

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✖  平衡機能障害は、身体のバランスを調整する脳幹の障害であり、下肢筋力の低下によるものではない。



認知症

問6.レビー小体型認知症の幻覚症状の中では幻視が最も多い。

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〇 レビー小体型認知症の幻覚症状の中では幻視が最も多い。

 

問7.レビー小体型認知症の臨床診断に用いる中核的特徴にパーキンソン症状がある。

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〇  レビー小体の中核的特徴➀認知機能(注意、集中)の変動、➁繰り返し出現する具体的な幻視、➂誘因のないパーキンソニズムが示されている。

 

問8.レビー小体型認知症は、米国人によって提唱された疾患である。

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✖ 日本人の小坂らによって発見・提唱された。

 

問9.レビー小体は主に脊髄に蓄積する。

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✖  大脳皮質や脳幹にレビー小体が蓄積する。

 

問10.レビー小体型認知症は、前頭側頭型認知症とも呼ばれる。

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✖ 前頭側頭型認知症とは異なる。近年、若年性認知症の原因疾患として着目されるピック病が代表的な前頭側頭型認知症である。

 

問11.脳血管性認知症の特徴的な症状として、パーキンソン症状があげられる。

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✖  パーキンソン症状が特徴的なのは、レビー小体型認知症である。

 

問12.脳血管性認知症の特徴的な症状として、幻視があげられる。

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✖ 幻視が特徴的なのは、レビー小体型認知症である。

 

問13.脳血管性認知症の特徴的な症状として、感情失禁があげられる。

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〇  感情失禁は脳血管性認知症に特徴的な症状である。

 

問14..脳血管性認知症の特徴的な症状として、帯同行動があげられる。

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✖ 帯同行動が特徴的なのは前頭側頭型認知症である。



高次脳機能障害

問15.遂行機能障害は、高次脳機能障害に含まれる。

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〇  高次脳機能障害支援モデル事業で示された診断基準では、遂行機能障害が含まれている。

 

問16.外傷性脳損傷は、高次脳機能障害の原因の一つである。

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〇 脳の器質的な損傷によって発症するものをいい、頭部外傷などの外傷性脳損傷は原因の1つである。そのほか、脳梗塞・脳出血などの脳血管疾患、脳炎など脳の炎症性疾患、てんかんなどの発作性疾患などがある。

 

問17.遺伝性の脊髄小脳変性症では歩行障害がおこりうる。

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〇 脊髄小脳変性症は、いずれの原因でも運動失調症状をきたす。

 

精神障害

問18.統合失調症の診断では、妄想や幻覚は、陽性症状である。

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〇 統合失調症の陽性症状は、➀妄想➁幻覚➂まとまりのない会話➃ひどくまとまりのない又は緊張病性の行動などである。一方陰性症状は意欲や自発性の低下、ひきこもり、表情や感情の動きの欠如などの症状がある。

 

問19.精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)において、「観念奔逸」は「統合失調症」と診断するための5つの症状に含まれている。

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✖ 「観念奔逸」は、双極Ⅰ型障害の躁病エピソード又は双極Ⅱ型障害の躁病エピソードの1つである。

 

問20.精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)において、「強迫行為」は「統合失調症」と診断するための5つの症状に含まれている。

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✖ 「強迫行為」は、強迫症/強迫性障害のエピソードの1つである。

 

問21.精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)においる「神経性やせ症/神経性無食欲症」の診断基準では、「過食を生じるタイプもある」とされている。

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〇 摂食制限型と過食・排出型の」2型が分類されている。



その他

問22.咀嚼や嚥下機能の障害は、身体障害者福祉法による内部障害は含まれない。

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〇 咀嚼・嚥下機能の障害は「音声機能、言語機能またはそしゃく機能の障害」として3級又は4級の等級が定められている。

 

問23.甲状腺機能低下症は、浮腫の原因となる。

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〇 甲状腺機能低下症では、全身の新陳代謝が低下するため、精神機能の低下、皮膚の乾燥、脱毛、むくみ、体重増加、声のかすれ、消化管運動の低下、心臓機能低下、寒がり、疲労感が生じる。

 

問24.葉酸が不足すると味覚障害が生じる。

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✖ 貧血の要因となる。味覚障害の主な原因に、低亜鉛血症が挙げられる。

 

問25.デュシェンヌ型筋ジストロフィーでは、呼吸困難が初発症状である。

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✖ 呼吸困難は末期の症状である。

 

問26.筋委縮性側索硬化症(ALS)は、運動失調を主体とする変性疾患である。

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✖ 30歳以降の発症が大部分である疾患で、運動神経である脊髄前根の萎縮が起こり、四肢骨格筋が筋力低下し、ついで麻痺をきたす進行性疾患である。

 

問27.白血病による免疫機能障害は、身体障害者福祉法の内部障害に含まれる。

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✖ 一般に「内部障害」とは、心臓機能障害、腎臓機能障害、呼吸機能障害、膀胱・直腸障害、小腸機能障害、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害、肝臓機能障害の7つの障害の総称である。

 

問28.先天性の疾患は、聴覚障害の原因疾患に含まれる。

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〇 聴覚障害の原因疾患に先天性疾患は含まれる。



精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)の概要

問29.精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)を作成したのは世界保健機関(WHO)である。

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✖ 作成したのは、アメリカの精神医学会である

問30.精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)では、精神障害を内因性、心因性という名称で分類している。

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✖ 精神障害を外因性、内因性、心因性疾患の3分類に分けて考えるのは、DSM-Ⅱ以前である。

 

問31.精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)では、身体疾患の診断基準は掲載していない。

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〇 身体疾患の診断基準は掲載されておらず、身体疾患の診断には用いない。

 

問32.精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)では、多軸診断システムを用いている。

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✖ 多軸診断システムではなく、多元的診断を用いている。

 

問33.精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)では、操作的診断基準によって診断する。

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〇 DSM-5では、操作的診断基準が用いられている。

 

問34.易怒的は、精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)の「躁病エピソード」に記載されている症状である。

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〇 「躁病エピソードに不可欠な特徴は、気分が異常かつ持続的に高揚し、開放的または易怒的となる。加えて、持続的に活動又は活力が亢進する。」

 

問35.睡眠過多は、精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)の「躁病エピソード」に記載されていない。

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〇 睡眠過多が記載されているものとして、特に大うつ病性障害の診断基準にあげられる。

 

問36.幻覚は、精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)の「躁病エピソード」に記載されている症状である。

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✖ 幻覚が記載されているものとして、特に統合失調症スペクトラムの診断基準があげられる。



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