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「10年間勤めた会社だけど将来を考えると不安になる。辞めてもいいものだろうか」
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「職場に文句はないんだけど10年勤めた結果、先が見えない」
気づいたら10年。あっという間に中堅職員になってしまった。
今の会社で楽しく働けている人でも、ふと「このまま、今の会社で勤めてもいいのだろうか」
そんな疑問や不安に駆られたことありませんか?
今回は「40代で10年勤めた会社を辞めてもいいの?」という疑問を解決する記事になっています。
長年勤めてきた会社に愛着や申し訳ない気持ちを抱く人は多いはず。
この記事を読んでわかること
・会社は”あなた一人の幸せ”ではなく”全体の幸せ”を見ている
・40代こそチャレンジと成長が求められる
・自分の身は自分で守る必要がある
結論としては、10年勤めた会社を辞めるのは問題ありません。
むしろ自分を大切にする選択肢を取るべきです。
40代に突入して周りが見えてくる今だからこそ、真剣に将来を考えてみませんか?
会社は”あなた一人の幸せ”ではなく”全体の幸せ”を見ている
一番はじめに注意しなければいけないのが、「あなたの人生はあなたのもの」だということ。
仕事に責任感のある人は「私がいなくなったら大丈夫だろうか」と考えてしまいがち。
さらに優しい人ほど「自分が頑張ればいいのなら…」と自分を押し殺してでも会社のことを優先してしまいます。
ですが、悲しいかな会社はあなたの幸せをそれほど見ていません。
会社はあなた一人が抜けても回るようになっている
会社は多くの人が働いています。取引先を含めれば、あなたが思っている以上に多くの関係者が存在します。
それなのに、「あなた一人がいなくなったら回らなくなる」としたら会社としては問題あり。
もし辞めないにしても、
・病気になるリスク
・家族の事情(介護や引っ越し)
・突然の事故等
など本人に働く意志があっても働けなくなるリスクはあります。
だからこそ、会社はあなた一人がいなくなったとしても回る様なリスク管理、組織体制を取っているのが自然です。
あなたのやりたいことより、会社にとって必要なこと
就活ではあなたは「自分のやりたいこと」「興味のあること」を中心に会社を決めたはず。
ですがあなたは今、本当に自分のやりたいことができていますか?
実は全然希望していない仕事をしている人もいるはず。
会社は組織であるが故に色々な仕事があります。そして会社は「会社を最適に回していくこと」を目的に動いています。
この原則がある以上、会社で働く人全員がやりたいことをできるわけではありません。
もしあなたが今、”やりたくない業務”についているなら辞めるのも一つの選択です。
40代こそチャレンジと成長が求められる
10年勤めたとはいえ、あなたはまだ40代。定年が60歳だとしても折り返したばかりです。
だからこそ、自分の成長できる環境や会社に移るのは重要なことです。
今自分が行っている業務を突き詰めるのもひとつですが、今勤めている会社でしか評価されないということであれば、そのままでいいとは言えませんよね。
自分の価値=市場価値を意識して働くことが重要です。
市場価値を高めることが最重要
突然ですが、あなたが今勤めている会社が定年まで潰れない保証はありません。
企業の平均寿命は23.3年と言われています。
つまり、
新卒で入社してから定年まで勤められる可能性は低い
のです。
転職活動では「どこの会社からも来て欲しい=市場価値の高い人材」ほど有利。
もしも、今あなたが行っている業務がその会社でしか評価されないものであれば、市場価値を高めるために転職を考えるのは大切なことです。
つまらない仕事をしているのは辛い
自分が納得しないまま仕事を続けるのはシンプルに辛い。
「やりたいこと」が仕事になるのは難しいかもしれませんが、せめて「つまらない」と感じないことを仕事にしたいですよね。
つまらないと感じる仕事を続けることで、会社そのものが嫌になったり、自分が成長できる機会を逃すことにつながります。
いつの間にか市場価値の低いサラリーマンになっている。そんな事態は避けたいですよね。
自分の身は自分で守る必要がある
会社は私たちの勤めている間の生活は保証してくれたとしても、一生を保証してくれるものではありません。
先ほども書きましたが、企業の平均寿命が短くなっているからこそ、自分たちのキャリアや生活は自分で守る必要があります。
会社は会社を存続させることが第一。危なくなった場合にリストラされて困るのは私たちだというのは忘れてはいけません。
例え10年勤めた会社だとしても、「このままで大丈夫か」は冷静に判断しなければいけません。
”あなた一人だけ”なら会社は動かない
コロナ禍で今まで支給されていた手当が急に無くなって生活に影響が出た!
在宅勤務が仕事の都合上できない。だけどやっぱりコロナは不安です。
あなたがどれだけ困っていたとしても、会社は一人のためだけには動きません。
社員全体を平等にしないと、あなた以外の社員から不満は上がる。
かといって、全員に対応するには規則を変えたりコストが増えたりと面倒ごとがたくさん。
そうなると「結局このままでいいんじゃない?」となりがち。
会社は良くも悪くも組織。会社全体を変えるのには時間も労力も掛かる。
そこまでして変えたいという熱意が無いのなら自分が動いた方が速くて楽だと思いませんか?
もっとわがままに生きてもいい
「あなたが働く理由はなんですか?」
10年間苦労をしながら必死に働いてきたあなただからこそ、自分の本当にやりたいこと、見えてきたものがあると思います。
もしあなたが本当にやりたいことが今の職場で叶わないのなら、自分にわがままになってもいいと思います。
40代中盤までならキャリアチェンジも何とかなります。
逆に40代後半になると、管理者としての転職がメインとなってくるためキャリアチェンジは難しくなります。
もしも将来に不安を覚えたなら、一日でも早く転職活動をはじめましょう。
40代の転職活動はエージェント利用がおすすめ
いざ転職と言ってもどうすればどうかわからない。
40代で転職活動をはじめる時に「何から始めたらいいんだろう?」
そこで私がおすすめしたいのが「転職エージェントの利用」
転職活動のプロであるエージェントを利用することで、転職活動を効率的に進めることができます。
40代におすすめの転職エージェントはここ!
まとめ:10年を区切りとしてキャリアを見直そう
私は今現在、転職活動を進めています。ただ必ず辞めると決めているわけではありません。
ですが、今自分がしたいこと、目指すところと今の仕事にズレが生じてきたのも事実。
その状態で転職活動を進めていると、
・色んな会社を知ることができて面白い
・自分の会社が案外いい会社だとわかる
こんなことを感じます。
また、エージェント経由で企業側からのスカウトが届くと「自分の価値」を認めてくれる会社があるんだと嬉しい気持ちにもなります。
もしあなたが10年勤めた会社を辞めようかと考えているなら、一度、真剣にキャリアを見直すのが後悔しない人生を歩む方法ではないでしょうか。
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