話題は面白いのに盛り上がらない、大して面白くない話題なのに盛り上がる話ってありますよね。
例えば、小学校時代にあったあるある話のようなくだらない話って面白くないけど盛り上がりますよね。
皆が共有できるから、特に人間関係が良くなるような、つながりが深くなるような話はそういう話題なんです。
【人を動かすヤバい話し方】元マルチ商法のプロが教える悪魔的手法 ポイント解説!!
確実に盛り上がり、人間関係が良くなる話題=くだらない話
ある実験で2つのグループに分けます。
➀超面白い動画を見たグループ
➁つまらない動画を見たグループ
それぞれのメンバーを第3者の中に放り込んで会話してもらう。
➀のグループはもちろんさっきの面白い動画の話を、➁のグループはつまらなかった動画の話をするわけです。
結果は予想通り、➁のグループの方が会話が弾み、人間関係も深まりました。
➀のグループは盛り上がらず、リアクションも薄いので疎外感を感じたそうです。
面白い話を気合入れてしようと思うとまあ無駄に気合が入って滑るわけですよ自分の期待と周りがしてくれるリアクションが違い、疎外感を感じる。
僕らの関係を強固にしてくれるのってめちゃくちゃ面白い話じゃなくてくだらない話なんだよっていうつまらない体験とかくだらない体験とかの方が盛り上がるんです。
上手に使えるようになるとあのいい体験とかも変換できるようになるんですよ。
盛り上がる例と盛り上がらない例
例えば、先週までハワイ行ったんだけどさーみたいな話とかされてもああそうなんだ、よかったねってなもんです。
反対に先週までハワイ行ってたよね、そこで空港にいたちょっとやばいおじさんの話とかくだらない話の方がみんな好き放題、意見が言えて盛り上がるんですよ。
本人が面白いとか希少な体験ってその体験を一緒にしてれば別ですよ。
例えばカップルで昔ハワイいってこんなことあったよねって話を楽しくするこれはOKなんですよ共有できてるから。
ところが共有できない本人だけが持っているこの面白い体験とか貴重な体験は、自慢話に聞こえることはあれど、そこから盛り上がる事ってほとんどないんです。
もちろん相手もハワイにちょこちょこ行く人とかだったら今の話題だったらね盛り上がるんですけどね。
スカイダイビング行ったとかバンジージャンプしたとか有名人にあったとかなんか超予約が取れないレストランに行ったとか聞くんだけどこういった体験って聞いてる側の人にはそんなに価値がないんです。
この驚くような体験とか楽しい体験ってその瞬間は楽しいんだけれどもそれをみんなに一生懸命話して共有しようとしてもやっぱりその珍しい体験とかみんなが滅多にできないような体験で
長期的に見ると僕らの人間関係を悪化させるんですよ。
女性の処世術
女性とかだと分かりやすいと思うんです。
女性皆さん抜け駆けしたって思われないようにするために結婚するタイミング考えたりとかわざとレストランとかで行ったことある場所とかでも、えーそんなすごいレストランがあるんですねとか言って合わせたりとかするわけですよ。
あるあるの話としては、行ったことがあるケーキ屋さんの話を友達から聞いたとするじゃないですか行ったことあっても、えっそんな美味しいケーキ屋さんあるんだね、今度紹介してよとかとりあえず話合わせるじゃないですか。
男性は競い合う
男性の場合、競争しちゃうので、例えば美味しいラーメン屋見つけた方達を聞くと、あっそこのラーメン屋、おー俺も知ってる、俺も知ってるってマウンティングみたいになるんです。
まとめ
話題で必要なものって共有できるかどうかなんですよ
面白いかどうかじゃないんです。面白いかどうかが評価対象になるのはYouTuberとかお笑い芸人さんとか話すのお仕事にしてる人だけ、会話は共有できない体験って意味がないんですよ。
共有できない特別な体験っていうのは何を表すかっていうとねあなたとは違いますよっていうメッセージになっちゃうんですよ。
そういう面白い体験とか並外れと体験とかを話すと自分が一番面白い話をしてるから、会話の中心人物になれるって思うんです。
ところがこれ大きな間違いで素晴らしい体験っていうのは共有できないからあなたとは違う生活をしてるんですよ。あなたと私は違う人間ですよっていうことを意味しちゃうんですよ
結果どうなるかっていうと疎外感を感じるぐらい相手が反応してくれなかったりとか下手すると本当に阻害されたりとかするわけなんです。
くだらない議論が生まれる話って会話のテーマとしてはすごくいいんですよ。
おにぎりの具のベストの話しとかの方がみんなが語れるような話の方が盛り上がるんですよ。
僕らがよく話をうまくしなくちゃいけないってプレッシャーを自分にかけて会話のトレーニングしたりしますけどあれ意味ないです。
皆さんがプロの話し手になる場合以外には意味がないです。
自分の経験とか体験とか話す場合は、基本的にはどれだけそれがすんごい話なのかめちゃくちゃ面白い話なのかどうかよりも、相手がどれぐらいに乗ってこれるか、相手とどれぐらい共有できるか共通点があるかっていうところを見た方が面白い話ができるんだぞっていうのが今日の内容です。
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