【運気UP】松下幸之助が面接で聞く質問を徹底解説!!

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松下幸之助は勝ったとか負けたっていう結果とか、出来事そのものではなくて、本人に自分は運がいいという自己認識があるかどうかを見ている。

 

松下幸之助は、パナソニック株式会社の創業者であり、晩年には政治家の育成もしていました。経営
の神様と呼ばれた松下幸之助が採用面接で必ず聞く質問がありました。

 

あなたは運がよろしいですか?

 

運がいいかどうかを聞くそうです。この質問に運が悪いですという風に答えた人っていうのはどれだけ学歴とか試験結果が良くても採用しなかったということです。

 

松下幸之助はその勝ったとか負けたっていう結果とか出来事そのものではなくて、本人に自分は運がいいという自己認識があるかどうかを見ているようです。

 

松下幸之助は家が貧しく、学校は小学校4年生で中退して、9歳で一人、丁稚奉公に出されて、そして体も弱かったそうなんです。それでも自分が成功したのは、家が貧しかったから、学歴がなかったから、そして体が弱かったからという風に言っています。

 

我々からするとハンディキャップのように思います。

 

しかし、松下幸之助は、こういう風に解釈しています。家が貧しかったから無理な経営をしなかった。学歴がなかったから多くの人の知恵を借りることができた。体が弱かったから人にお願いすることができた。

 

だから、自分は成功できた。つまり運が良かったからだとこのように自分は運がいいという風に自認している人は、自分ではコントロールできないことを受け入れて、コントロール可能なものに目を向けて前向きに捉え直すことができる人だという風に考えているわけです。

 

逆に自分は運が悪いというふうに思っている人は自分ではコントロールできないことにとらわれて、うまくいかない。理由を環境とか他人のせいにして自分で工夫することがないと、まあそういうことかなというふうに思います。

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1.運が悪い人ほど事故を起こす理由

松下幸之助の話の一つ目の大事なポイントとしてはネガティブなことにとらわれると運気が下がるっていうことです。

なんと、ネガティブな人ほど交通事故に遭いやすいというデータがあります。2016年中国科学院の心理学研究所で行われた実験では38人のドライバーの交通違反歴を調べて安全なドライバーと危険なドライバーこの2つのグループに分けてどのような感情的な情報処理の違いがあるのかについて調べました。

参加者には80枚の様々な写真を見てもらいながら認知タスクを受けてもらいました。その写真は、ネガティブな写真とニュートラルな写真に分けられます。

ネガティブな写真っていうのは例えば攻撃しているヘビが写っていたりとか怪我をした子猫などが映ってます。ニュートラルな写真っていうのは、椅子とか机とか特にその感情的な起伏が起こらないような写真です。

 

でこの写真を80枚こうパパっと表示させていって、この写真が表示される時に赤枠か青枠かが表示されるんです。どちらかが写真内容っていうのは無視して枠にどちらの色が表示されたのかっていうのを答えてもらって、その反応スピードをチェックしました。そうしたところ安全なドライバーと危険なドライバーのこの2つのグループともにネガティブな写真を見た時の反応スピードというのは遅くなる傾向があったんです。

 

特に危険なドライバーの方のグループは、安全なドライバーに比べて有意に反応スピードが落ちていました。危険なドライバーにはネガティブな写真に強く反応する傾向があったということです。

このように否定的な物事に意識がとらわれてしまうことをネガティブバイアスと言います。この調査だけではなくて別の調査でもいくつかネガティブバイアスと交通事故の関連については調べられているんですけれども、運転中のネガティブなことに気を取られて自分の運転が疎かになってしまうということがいろんな実験からわかっています。

 

否定的な現象に意識が向いてしまって視野が狭くなってしまうからなんです。これわかりやすく体感できるのがスノーボードやったことある人はわかるかもしれないんですけれども滑ってる時にですね周りの木にぶつからないようにすればするほどそちらの木に意識が向いてしまって逆にこうそっち
の方に行ってしまってぶつかったりとか目の前のことがおろそかになってこう転倒したりするのと
似ているなというふうに思いました。

 

心理学者のリチャードマイズマン博士は運のいい人と悪い人にはどんな性格の違いがあるのかについて運のいい人の法則という本の中に記しています。まず実験の協力者を運がいい人と普通の人、悪い人に分類するための独自の質問を設計しまして、それに答えてもらって運の良さっていうの点数化します。

運のいい人は偶然の出来事がいつも結果としていい展開になるように思える。多く自分を助けてくれる人に偶然出会う。夢や目標を実現する時も幸運が重要な役割を果たしている。

 

運がいい人、普通の人は悪い人に分ける。次に被験者には性格診断テストを受けてもらえます。心理学、世界で最も信憑性の高いビッグ5生活診断というものがあります。これは5つの要素でその人の性格的特性っていうのを表すもので現時点で一番その人の性格をうまく記述できているテストとして心理分析ではよく使われる信頼性の高い性格診断テストです。

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このビッグ5は誠実性、強調性、神経症的傾向、解放性、外向性の5つがあります

誠実性っていうのはコツコツと物事にやるとか真面目さ

協調性っていうのは周りに合わせることができたりとか調和性と言ったりもします

神経症的傾向というのは緊張や不安などのネガティブな感情に敏感でメンタルが弱いと言えます

開放性というのは新しい経験に前向き好奇心とも言います。

外向性というのは、興味関心が自分の外側に向いているということで社交性とも言います。

この5つがありますとこの中で運のいい人と悪い人に違いがあった特性ってのは3つありましてそれが外交性、神経症的傾向を開放性、この3つでした。

 

運としては外向性の点数が高くて神経症的傾向の点数が低い、つまりメンタルが強いと開放性の点数が高い好奇心が強いということですね。運の悪い人の特徴は外向性の点数が低くて神経症的傾向の点数が高い。

つまりメンタルが弱い開放性の点数が低い好奇心がそんなにないとこういった違いがありました。この中でも特に差が大きかったのが神経症的傾向つまりメンタルの弱さを表すものです。

ワイズマン博士の考察では神経症的傾向の点数が低い人、つまり運のいい人っていうのは、普段から落ち着いていてリラックスしていれば周りのことによく気づくことができると逆に神経症的傾向の点数が高い人つまり運の悪い人は、例えば上司に怒られないように常に緊張したりとか不安でいると狭い範囲に注意力が集中してしまって身の回りに溢れているチャンスを逃しやすいということです。

 

自分は運がいいという風に自覚がある人は目の前に落ちているチャンスに気づく力があるので、それを拾うことができるということです。逆に自分は運が悪いという人は、確率的に恵まれていないわけではなくて否定的な出来事にとらわれてしまって心の余裕がなくなってチャンスに気づかない。

つまり、科学的に運を上げるにはメンタルを鍛えればいいのではないかということです。

 

その性格は半分は遺伝で半分は大体環境で変わります。メンタルっていうのは、トレーニングをすることである程度改善が見込めます。メンタル改善として、最も根拠が豊富で医療現場でも使われているのは、認知の歪みを改善するトレーニングです。

この認知の歪みというのは事実ではない思い込みのことです。これ別にメンヘラじゃなくても誰しもが認知の歪みを持っています。自分の認知は正常だという風に思っていたとしたら、それも認知が歪んでいると言えると思います。

 

何かしら歪んでいる認知によって良くない結果を生んでいるかもしれないと自覚することから運気アップが始まります。

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2.米軍も使う認知トレーニング

松下幸之助の話のポイント2つ目は悪い出来事も前向きに捉え直すということです。

認知のゆがみについて説明していきます。何らかの出来事が起きます。例えば失恋したとか仕事の失敗だとか事故など、こういった出来事について何らかの感情がわきます。

 

例えば出来事として、楽しみにしていたバーベキューが台風で中止になったとしましょう。この時どのように感じますか?

 

ある人は残念だなあとか悲しいなぁというふうに思う。これは健全な感情かなというふうに思います。でも例えば、何で?マジむかつくとか私が雨女なばっかりにみんなに迷惑をかけてしまったっていう風に思うのってどうでしょうね?

ちょっと度を越しているというか健全な感情とは言えないですよね。

 

このように同じ出来事なのに、人によってあるいは、その時々によって生まれる感情とか結果とか解釈、受け止め方は違ってきます。それは、なぜかというと我々は出来事をありのまま見ているのでは
なくて、一旦自分のフィルターを通してから解釈するからです。このフィルターにあたるものが信念と言われています。

 

価値観とかフレームとか、いろんな言われ方があるんですけれども、信念ということにしましょう。この信念というのは無意識の思い込みのことです。例えば雨が降って、バーベキューが中止になるのはしょうがないよねだって天気は自分でコントロールできないもんっていう風に考える人にとっては
バーベキューが中止になって残念だなっていう風に思う程度で済むんですけれども、もう雨になることぐらい想定して準備しておくべきだみたいな信念がある人は、運営とか幹事にクレームを入れてちょっと揉めたりするかもしれません。

 

あるいはもしかして、バーベキューが中止になるっていうのは嘘で他のみんなは私の知らないところで楽しくやっているかも、私がいると楽しくないからあーどうしよう死にたいみたいなっていうような信念がある人っていうのは残念だったな悲しいなっていう感情より絶望とか無気力とかあるいは人間不信のようなうまく適用できない感情が湧いてくるかもしれません。

 

少し大げさな表現ですけれども、職場であるとか、ご家庭、PTAとか、近所付き合いとか、ママ友付き合いとか皆さんの周りでも似たような事例があるんじゃないでしょうか?

 

まとめますと何らかの出来事があって結果があるのではなくてその間に受け取り方とか感じ方、無意識の思い込みによる解釈があって結果があるって事です。

特に不適切な信念を持っていると出来事っていうのは、誤った解釈によってネガティブな結果を生むことになるということです。この不適切な信念=認知の歪みっていうのを適切なものに書き換えて行動変容を起こしていくのが認知行動療法と言われる心理療法で副作用がほとんど出ず、短期間でも効果が出るテクニックです。

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エビデンスも、かなり豊富にありまして、医療現場だけではなくて軍人などのストレス負荷の高い仕事に従事する方も実践しているものです。

具体的には書き込み式のワークを行ったりとかカウンセラーやセラピストを通してクライアントが良くない結果を引き起こしている原因となる思考パターンというの特定して、それを批判的に見ることでより現実的な視点を持つようにしていくトレーニングですね。

認知が歪んでいる状態だとコミュニケーションがうまく取れなかったり、客観的とか論理的に物事を判断して意思決定できないです。

認知の歪みは我々にとっては致命的です。

3.ChatGPTで運気をあげる方法

使うのは対話型のAIチャットGPTです。チャットGPTには自分が持っている良くない思考パターンに
反論してもらうという役割を担ってもらえます。

 

ここでは本当に簡単にチャットGPTとどういう風に対応するか見ていきましょう。

 

次のような感じですね、楽しみにしていたバーベキューが台風で中止になったに対して認知行動療法の観点からアドバイスしてくださいと質問しました。

チャットGPTの答え⇓

この状況に対して認知行動療法の観点からアドバイスをすると次のようなアプローチが考えられますまずこの状況を客観的に見るように心がけましょう。

例えば今週の土曜日は雨だったという事実を認めそのことが私の遊びの計画を妨げていることを認識します。しかし、この状況が私の運がないことを証明するわけではありません。次に運の概念について考えましょう。

運は私たちがコントロールできない要素によって決まるものであり、私たちはそれに対して何もできないと考えがちです。しかし、認知行動療法では自分自身でコントロールできる要素に注目し自分自身ができることにフォーカスを当てることを重視します。

したがってこの場合雨が降ってしまうことは私がコントロールできないことなんです。
しかし、遊ぶための代替案を考えることはできます。例えば雨の日でも楽しめる室内アクティビティを考えてみることができます。また将来の遊びの計画を立てることもできます。こういった方法で自分自身がコントロールできる範囲での解決策を見つけることができます。つまり運がないという思い込みにとらわれるのではなく自分自身ができることに集中し代替案を探すことが大切です。

 

このように認知行動療法では自分自身の思考や行動を変えることによってより健康的な精神状態を取り戻すことを目指します。

 

チャットGPT、なかなかやりますねという感じです。そしてこの質問の後に追加でこのような質問もしてみました。下記の状況に対して私が遊びに行くことを楽しみにしている日は、いつも雨が降っている私は運がないろギャルが嘆いています。このギャルの友達として認知行動療法の観点からアドバイスしてください。

 

チャットGPTの答え⇓

あらそれは残念だったわね。でも私たちが思っている以上に自分自身ができることってたくさんあるのよ。

認知行動療法によるアプローチでは状況を客観的に見ることが大切なんだ!!まず雨の日でも楽しめるアクティビティを考えてみるとか、将来の遊びの計画を立てることができるじゃない?そうすれば自分がコントロールできる部分に焦点を当てることができるし、自分の運が良くないと感じるストレスも減らせるはずよ。認知行動療法は自分自身の思考や行動を変えることで健康的な精神状態を取り戻すことを目指すのだから少しでも前向きに考えることが大切なのよ。私も一緒に考えてあげるから次の楽しい予定を立ててみたらどうかしら?

うんちょっとあれギャルって何だっけっていう感じにはなるんですけれどもこれ別にギャルである必要はないんです。ポイントは、友人からのアドバイス風にするっていうことですね。先ほどの本当にノーマルな回答だと内容としては確かにその通りなんだけどちょっとこう無機質な感じがするというかもうちょい寄り添った回答が欲しい時にギャルを召喚するのがおすすめです。

特に自責の念が強いとか完璧主義傾向が強い人っていうのは自分に厳しくしすぎるという思考パターンまさに信念を持っています。近年はセルフコンパッションと言って過度に自分を責めずに他者を思いやるように自分自身のことを大切に思うことができると仕事とかプライベートに限らずネガティブな状況とかストレスのかかる状況でも前向きな気持ちを持ち続けられる心理状態になることがわかっていまして、セルフコンパッションのいくつかの介入実験では、楽観性が向上したりとかマインドフルネスレベルの向上つまり過去や未来ではなくて今ここに集中する力です。

 

そして自己肯定感の向上、自分はできるというふうな自信です。こういったものの改善が見られてい
ます。

 

セルフコンパッションの一般的なやり方っていうのは思いやりのある人っていうのをイメージして自分の欠点とか失敗に対してこう励ますっていうようなイメージワークを行うんですけれども、これ実際にやってみるとわかるんですが、この第三者になって自分に客観的なアドバイスをするっていうのは結構難しいんです。

 

自責思考が強すぎたりとか完璧主義傾向の認知の歪みが強いと自業自得じゃないとか甘やかす自分をダメになっちゃうとかもうかけてあげられる言葉が思いつかないという状況になりがちなんです。そこでAIの強みである論理的思考力とギャルの悪意のない楽観性っての組み合わせることによって、最強の認知行動療法をあみ出しましたって感じです。

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