まずそろえるもの
職場にもあると思うが、クリアーファイル
穴あけパンチ、スケジュール帳(年齢早見表があるやつ)、定規、蛍光ペン
ペン立て、指サック、肩下げのビジネスバック、ボールペン、消しゴム
印鑑(シャチハタ、三文判)、印鑑マット、朱肉、A4サイズのバインダー
この辺りは揃えておいて、その都度必要なものは揃えていこう。
必要な知識
担当区域の土地勘が必要
① 町の位置関係を把握する。 ② 丁目の並び方・規則性を探す。 ③ 番地の並び方・規則性を探す。 ④ 場所を記憶する。
担当区域の超急性期、亜急性期、回復期の病院、精神科、介護医療院、町の医院(何科)も含めて、病院の特徴等。
担当区域の介護サービスの事業所、デイサービス、デイケア、ショートステイ、有料老人ホーム、ヘルパー、福祉用具、各事業所の特徴も覚えておきたい。やりながらとにかく、訪問して見学や、利用者に利用してもらいながら、特徴を掴んでいく。
利用開始にチェックすること
まずは、事前に病院、包括支援センター等からの情報をしっかり見ておく。
退院時期、退所時期等、後手に回らないように対応していく。
まずは契約書と居宅介護の届け出、介護保険証の確認、介護負担割合証は確認しておきたい。届け出を出せば、訪問調査の資料も申請すればもらえるので、必ずもらうようにしよう。
本人との面談も肝心だが、やはり家族がどれぐらい動けて、サポートしてくれるのか、希望等はしっかり聞いておきたい。
できれば収入面、家族のジェノグラムが書けるくらいの聞き取りは必要。
生活保護、身寄りのない方は特に後々、大変になってくるので、将来を見据えて、行政とも連携してサポートしていきたい。
通所リハビリ、訪問看護は医師の意見が必要
通所リハビリ、訪問看護、老健ショートなどは医療系介護サービスとなっている為、医師がなぜそのサービスが必要なのかを書面に残す必要がある。
介護保険では要介護2からしかベッド、車いすのレンタルはできない。医師の意見や、担当者会議等の必要な書類を提出しなければならない。
しかし、最近では介護保険とは関係なく、10割負担で安く型落ちのものをレンタルさせてくれる業者があるので、煩わしい場合は自費のレンタルを利用したい。
とにかく密に連絡を取っていく
介護タクシー、病院の受付、家族、ホームの職員、ヘルパーなどに共通の何時にどこどこを受診と報告する場合など、とにかく念には念を押しておいた方がいい。
いろんな勘違いから全てくるってしまうことがあるため、しつこいくらい確認しても、問題はない。
情報を持っておく
その利用者のありとあらゆる情報は持っておいて損はない。
急遽入院するようになった時でも、受け入れる方も色々と情報があった方が受け入れ下さるケースが多いからだ。
聞きにくいこともうまく引き出し、必要な情報は個人保護の観点から問題なければ、先方に伝えられるように準備をしておく。
記録はわかりやすく端的に
一番時間がかかる業務が、記録をパソコンで打つ業務だ。
ケアプラン、担当者会議、アセスメント表、ケアプランを評価したもの、経過記録
端的にわかりやすく書こう。
日記みたいにダラダラ書いている人がいるが、自己満足に過ぎない。
必要な情報をしっかり記録し、業務を遂行している証拠を残しておこう。
まとめ
これから、15年は高齢化社会は続く。ケアマネジャーの仕事もどんどん変化していくだろう。
しかし、根本は人と人を繋ぐ、信頼がお金になって還元される仕事なので、あまり型にはまらずにその方、家族の希望に添い、サポートする事業者が支援しやすいように援助していくことが、必要である。
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