地元で開かれた「自民党の集会」に潜入した知人の話
私の知人に、ちょっとした政治ウォッチャーのような人がいます。
彼女が先日、地元で開かれた自民党の集会に“潜入”したというのです。
そこで驚くような話を聞きました。
なんと、私たちの地域から参議院選に出馬した自民党候補が、「統一協会の推薦を受けている」というのです。正直、そんな話はまったく知らず、耳を疑いました。
さらに、その会場には地元で有名な企業の社長や、評判の高い保育園の園長など、地域の“顔役”ともいえるような人たちがズラリと並んでいたそうです。
「今回はさすがに自民党は厳しい」と思っていた理由
一方で、私の職場や友人関係で「今回は自民党に入れる」と言っていた人は、ほとんどいませんでした。
むしろ、「そろそろ変わってほしい」という空気のほうが強かった気がします。
だから私は内心、「今回は自民党、さすがに厳しいだろうな」と思っていました。
ところが、ふたを開けてみれば…驚きの選挙結果
投票日当日。私は夕方5時半ごろに投票を済ませ、夜8時にテレビをつけたら……すでに開票速報で自民党候補の当選確定のテロップが。
「え、もう決まったの? しかも1位当選!?」
ついさっきまで“投票所にいた人間”としては、あまりの早さに驚きを隠せませんでした。
もう“決まっていた”選挙だったのか?
その後、当選した候補者がテレビでインタビューを受けているのを見ました。
その冒頭、さまざまな団体や支援者に対して、丁寧に感謝の言葉を述べていたのですが――それを見て、ふとこう思ってしまったのです。
「これは、もう選挙の前から“出来レース”だったのでは?」
もちろん、すべての選挙がそうだとは思いません。
でも、どこか「上のほうで決まっていた」ような、そんな印象を拭えませんでした。
若者が投票しない限り、政治は変わらない
あとで見たデータによると、その自民党候補に票を入れていたのは、50代以上の世代が中心だったそうです。
逆に、40代以下の有権者は他党への支持が多かったとのこと。
やはり、若い世代の投票率が上がらない限り、この国の政治は今のまま変わらない。
そう強く感じた選挙でした。
その若者が減っている。今の団塊ジュニア世代が年を取り変化を恐れた時に日本は沈んでいくのだろう。
「投票しない人ほど政治に文句を言う」なんて言葉もありますが、やっぱり“選ぶ”という行動を通じてしか、未来は変えられないんだと思います。
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