支持できる政策と、信じられる人間性とは?
今回の参議院選挙、個人的にかなり注目していました。
いくつかの政党や候補者について、自分なりに感じたことを率直にまとめてみます。
国民民主党の「103万・130万・180万の壁」見直し政策
まず、共感できたのは国民民主党の「扶養の壁」問題への取り組み。
最低賃金が大幅に上昇している中で、103万円・130万円といった古い基準のままでは、今の働き方に全く合っていません。
特にパートやアルバイトをしている主婦層にとって、「これ以上働いたら損をする」という状況は大きなストレス。
時給が1,000円を超える今、年間103万円なんてすぐに超えてしまいます。
最低賃金が上がれば、当然「壁」も見直されるべき。
それを明確に政策に掲げた国民民主党には、現実的で合理的な姿勢を感じました。
維新の主張と社会保険料の現実
日本維新の会が訴えていたのは、社会保険料の重さ。
これは本当に実感しています。給与明細を見るたび、毎月の保険料にため息が出ます。
医療や介護の現場を知っている身として、「高齢化社会だから仕方ない」という理屈も理解はできます。
でも、そればかりで経済が冷え込むのも事実。現役世代の可処分所得が減って、消費が落ち込めば、税収だって減りますよね。
財源の議論も大事だけど、それ以上に“経済を回す”方向に舵を切らないと、結局は自己崩壊する気がしています。
参政党に期待したけど…失望も
前回の参院選では、実は参政党を応援していました。
きっかけは武田邦彦先生の発信。真っ直ぐな物言いに惹かれました。
でも、その武田先生が党を離れ、内部では言っていることとやっていることが違うという話も。
これを聞いて、信頼が一気に崩れました。
思い返せば、かつての民主党政権もそう。
「高速道路無料」なんて夢のような政策を掲げたのに、結果は真逆で消費税アップ。
やっぱり、「言っていることとやっていることが違う」政治は信じられません。
れいわ新選組と山本太郎の訴えに感じる希望
そんな中で、今も注目しているのが山本太郎さん率いるれいわ新選組。
「消費税ゼロ」「10万円給付」「積極財政」——確かに夢物語のようにも聞こえます。
でも、もし実現すれば、間違いなく消費は動くと思います。
消費税が10%から0%になって、しかも給付金が出たら…それだけで経済に弾みがつくはず。
特に注目しているのは、消費税が実は大企業減税の穴埋めに使われている、という指摘。
こうした裏側をきちんと伝える姿勢に、まだ“信じられるもの”を感じます。
嘘をつかない政治家だけを信じたい
僕が政治家を見るとき、最も大事にしているのが「嘘をつかないこと」。
たとえば、小池百合子さんの学歴問題や、他の議員たちの経歴詐称問題。
これだけで、もう信用が一気にガタ落ちです。
だからこそ、河村たかし元名古屋市長のように、自らの退職金をカットして市に返納する政治家には、好感を持ちます。
“有言実行”は、やっぱり信頼につながると思う。
【なぜ自民党が勝つのか?】集会に潜入した知人の話と、私が驚いた選挙結果の裏側
自民党に感じる違和感と不信
そして、今回もやっぱり感じたのが、自民党に対する不信感。
選挙のたびに「2万円配る」とか言い出すけど、蓋を開けたら実行されない。
そんなの、もう政策でもなんでもなく、国民を軽く見てる証拠ですよね。
やると言ったことをやらない政党に、未来は託せない。
そう感じた人も多かったんじゃないでしょうか。
最後に ― 信用できるのは“人間性”
今回の選挙を通じて、あらためて思ったのは、
**「どんな政策よりも、人として信じられるかどうか」**が一番大事だということ。
立派なことを言っても、やらなければ意味がない。
逆に、誠実で嘘をつかない人なら、たとえうまくいかなくても応援し続けたいと思えます。
これからも、政治を見る目として「この人は嘘をついていないか?」を大切にしていきたい。
それが、僕の中での“投票の軸”になりそうです。
👉 皆さんは、今回の選挙でどの政党や候補に信用を感じましたか?
コメントやSNSで、ぜひあなたの考えも教えてください。
僕の視点はあくまで一部。いろんな意見を知ることで、もっと深く政治を見られるようになると思っています。
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