【人生に意味はない】イーロンマスクの考え方をインタビューから紐解いていく!!

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イーロンマスクが、同時に多くの分野を手掛けている理由

なぜ多くのことを手掛けているのか?それがある意味答え!?哲学的ですよね。

 

文明として宇宙をより深く理解し、それに関する質問を問い続けることで、より大きな気づきを求めている。

 

それには終わりがない。AIの進化にもよるけど。

例えば、宇宙を探求しようと思う。とりあえず基本的なレベルまでいくと

人口増加が必要だと考える→人口が増えることで、意識の規模も大きくなり、脳の拡大と考える

我々の意識の範囲が拡大、違う文化の間でも意識が広がる

 

なので、最近の動きで人口増加を病的に抑制しようと考えている事には反対している。

 

イーロンマスクの哲学の基盤

11歳か12歳頃、自分の存在に疑問を持つ。この世界や人生には何も意味がないように思えて、それで全ての宗教の書物を読んでみるかと思って実際に読んでみる。

 

聖書やその他色々な宗教の本を読破。ヒンドゥ教の書物も含めて、完全には理解できなかったけど、11歳か12歳で自分の存在の危機を理解した。

 

理にかなった答えが欲しくて、それで哲学書を読み始めて、ショペンハワーやニーチェを読み、結局そこには共感できる答えは見つからなかった。

 

ダグラスアダムスの銀河ヒッチハイクガイド(ファンタジー哲学書)を読む。

我々は、事実上全ての答えを知っているわけではない。実際我々は正しい質問が何なのかさえも分からない。

そもそも人生の意味は何ですか?という質問自体が良くない。→それに気づいたのが転機になっている。

 

世界中のヒーロー物語で共通しているのは、冒険そのものや探求そのものが重要なのであって
最終的な答えがあるわけではないこと。

 

絶対的な答えっていうのはいつもプロセスの中にあるっていうことになる。

質問そのものが重要だという考えがイーロン自身の存在の危機を解決する鍵だった

 

だから分野を広げてそれぞれを深く探求しようとしている。理解するため、宇宙を理解したい。

 

質問そのものが重要だって気づいたのは13歳からは幸せだったという。

 

多くのことについて自分が無知であることを受け入れることができるようになったから・・

 

もっと無知を減らしたいと願ってるし、宇宙の理解を深め、無知を減らすためにできることは何でもやりたいと思ってる。宇宙についてより深く理解して、さらに多くの質問を投げかけることができるようになることが重要。

 

これを好奇心の宗教と呼びたい。

AIシステムで一体何を作る?

全てのAI企業が目指しているのは、デジタル超知能の構築、最終的には全ての人類を合わせた以上に
賢い知能を作り出そうとしている。

これが懸命なことなのか、非常に危険なことなのかは判断が難しい。

 

残念ながらその答えが出ないままそれは進行中である。

 

だからと言ってただ見守るのか、あえて積極的に関与するのかどちらの選択肢を取るかということ⇒当事者でいる方がはるかに現状把握が容易。

AIを人類にとってもっと有益な方向に導く可能性も高くなる。倫理的なジレンマを抱えながら、少しでも良い方向を目指す信念を持ってやるべき。

他の彼らはAI開発において真理を追求しているわけではない。

彼らが目指しているのは答えを出すこと。

 

しかし、イーロンマスクは宇宙や物理学をより深く理解できるものであるかどうかで、それが有益かどうかを判断することができると考える。人類の知識や理解を深めるものは間違っていないと信じてAI開発に取り組んでいる。

文明の衰退

歴史書を読み文明の浮き沈みを理解しようと努めている。

文明はどうして滅びるのか?1つに文明が発展することで必然的に出生率が低下して文明

が衰退していく。

 

知っている限りでは、これまでに繁栄した全ての文明で出生率は下がる。文明が豊かになって人々が自己中心的になることで出生率が下がっているのではないか?

 

繁栄した文明は一般的に快楽主義になる傾向がある。→【やはり日本には未来がないのではないかと思ってしまう。】

 

でも裕福で余裕があるから、すぐに頭打ちにはならず、なんとか行けてしまう。

ローマがカルタゴに攻められハンニバルがイタリアを荒らし回っていたような状況で、そのように文明が脅威にさらされている状況では快楽主義に浸っているような余裕はない。ハンニバルに滅ぼされ
そうな状況で快楽主義という選択肢にはならない。

文明がそういったストレス状態にある時は快楽主義がほとんど存在しなくなる。

ウィリアムジェームスは現代世界には戦争に変わる道徳的な刺激が必要だと言っている。それは彼の宗教研究の中で裏付けられている。

 

人々を道徳的に正しく導くには戦争に匹敵するような存在自体を脅かすような脅威が必要だと感じている。

 

結果的に自分の人生に感謝しているかと言われれば、苦しい経験も含めて感謝しています。厳しさから学べることもある。

 

一度死ぬ寸前まで殴られたことがあるのだそう。人は時折、復讐の道を選ぶこともあり、そうする人も少なくないかも

敵対世界・・・世界が不公平でそれに対して、自分にしたことを世界にしてやろうと考えること

 

信仰心の深い人間ではないがイエスの教えは素晴らしく懸命。

 

特にもう一方の頬を向けるという教えには非常に大きな知恵がある。最初にそれを聞いた時は本当に弱いことだと感じた。

しかし、許しという概念は必要。

 

目には目をは、盲目にしてしまう。もし復讐を続けるとすると終わりのない復讐の連鎖に陥ってしまい、35万年もの間エスカレートする仕返しの連鎖から抜け出せたという人類的な仮説である

 

だから、キリスト教の原則は大いに信じる。それは非常に良いものだと考えている。



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