【友人が1人もいない】たった一人の味方がいれば人生は大丈夫!!

お悩み

親しい友人が1人もいない「孤独感」に陥っていない?

親しい友人が1人もいない人が年々増加中です。これが意味するものと、その対処法とは?

人は、人とのつながりを求めるようにできています。これは真実です。明らかに重要なことなのです。

KADOKAWAが運営する恋活・婚活支援サービス「NOVIO(ノービオ)」

親しい友人がいない人々の増加

親しい友人がいないと報告する人々が徐々に増加傾向にある現象がみられています。最近では、この変化について調査する専門家も増えています。

公認心理学者のキンバリー・ウィルソン博士は、自身のインスタグラムで次のように語りました。「親しい友人がいないという大人は増えていますが、これは2003年頃から始まったことです」

ウィルソン博士が引用した新たな調査では、アメリカ人男性の15%、アメリカ人女性の10%が「友達がいない」と告白し、1990年に実施された同様の調査で「友達がいない」と報告した人の割合は、アメリカ人男性の3%、アメリカ人女性の2%であったことから、この急増はかなり異変が起きていることを示しています。

これって、アメリカだから? そう考えるかもしれないけれど、この現象はアメリカに限ったことではありません。イギリスのデータでも同様の結果が現れています。

仕事を求めて街や国に引っ越す人が増え、長年の友人関係を気軽に手に入れることができなくなっていたり、都市のあやふやな賃貸市場によって頻繁に引っ越すことを余儀なくされ、地元の人々との深いつながりを築くことが妨げられている。さらには、生活費が高騰し、長時間労働や副業をしなければならないことが多くなり、友人関係を育む時間がほとんど残されていない。このような理由が挙げられています。


友情が必要な理由とは?

私たちの健康において、信頼できる友人がいるという信念を持つことが、どうしてそんなに重要なのでしょうか? 「人間には、共同体感覚と社会的支援が必要だからです」と話すのは、健康心理学者のスーラ・ウィンドガッセン博士。

「常に大勢の人に囲まれていなければならないということではありません」。実際に、深い友人関係を維持できる人数には限りがあるといいいます。

心理学者ロビン・ダンバー博士の研究によると、なんでも悩みを打ち明けられる友人は5人が限界であることがわかった。2020年のある研究では、親しい友人が3人もいれば、充足感を十分に感じられることが示されています。

「ですが、心から頼れる人がいるという感覚は、精神的、身体的な健康において大変重要です。例えば、社会的支援は私たちが受けるストレスの影響を大きく緩和します。ストレスが緩和されなければ、免疫系に影響を与えることになります」

この論点を説明するため、研究では、ストレスを受けている被験者たちは、ストレスを受けていない被験者たちよりも、小さな傷が治るまでに9日長くかかることがわかっています。

秘密を共有したり、アドバイスを求めたり、金曜日の夜を気兼ねなく過ごすのなら、恋人や家族のほうがいいと感じる人もいる。だけど、すべての人に恋人や家族がいるわけではない。恋人や家族とは違って、友人だけに見せられる自分の姿があることだってあります。

【わかっててもできない】なぜ夫婦は仲良くしなければならないのか?理由がわかれば仲良くできる!!

友情がもたらす脳へのメリット

実際、女性にとって女性同士の友情は、ある意味でロマンスを圧倒的に超えるものになります。

「女性同士の関係でわかったことは、恋人との関係よりも、女性の親友との関係のほうが、感情的に親密であるということです」

ただし、深く絡んだ親密さだけが友情の絆を深める利点ではないとか。「親しい友人といると、ドーパミンやβエンドルフィンなどの神経化学物質が多く分泌されます」

ドーパミンは報酬系の化学物質であり、バリスタが淹れたフラットホワイトの香りを嗅いだときや、インスタにかわいい写真を投稿して、いいねをいっぱいもらえたときなどに放出されます。βエンドルフィンは、天然のアヘン剤のようなもので、多幸感や温かさ、充足感、深い絆などを感じさせてくれるものです。

「死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと」とは?現在を生きるヒント!!

友人減少の背景にある原因とは?

「私たちは資本主義の中で生きており、個人が自分自身を向上させ、自分自身の成果に集中することに重点を置いています」

「これは、横のつながりがない独立した状態に化する可能性があります」。また、何年にもわたる緊縮経済は、保育センターや地元の花火大会のようなコミュニティイベントなど、人々に素晴らしい共同体感覚をもたらす社会的構造を削減しています。

これは、自分たちが広いネットワークに属しているのだという感覚を失わせているいるのです。

さらに、他人との距離を物理的に避けることが単に道徳的な義務ではなく、法的に強制されていたパンデミック社会に溶け込んでしまったことも、大きな要因のひとつとして挙げられます。

「友人との関わり方が突然変化し、一緒に暮らす人以外には会うべきではないといわれる状況になりました。ルールが緩和された今でも、少人数で過ごしている人がほとんどです」

これは、友人を含め、サポートネットワークという広範的な理解から私たちを遠ざけ、一握りの人たち(おそらく肉親だけ)で構成される非常に狭いネットワークへと私たちを導く可能性があった。すでに感じているかもしれないけれど、一度疎遠になった友情を再び復活させるのは難しかったりもするのです。

ライフステージの影響

専門家いわく、ほかにも重要な要因が関係しています。例えば、あなたの親友が母親になり、昔のように長電話をすることもなくなったと感じたり、あなたが子供を産んでから、あまり連絡がこなくなったと感じることによって関係が疎遠になったとわかれば、ライフステージの変化は、間違いなく長年の人間関係に打撃を与える可能性があります。

母親である女性の70%、妊娠中の女性の55%、妊娠したい女性の73%が、かつてないほどに孤独を感じていると答えています。

友人関係と母親であること

これは「組織上の問題」だという。「私たちは母親であることを常に求められますが、母親として機能することを事実上不可能にしています。母親は一般的に家事や育児、家計の精神的負担を負うだけでなく、保育園の費用を削るために、自宅待機を強いられることも多いことがわかっています」

「社会的な支援がほとんどない状態で、可愛くて仕方がないけれど無口な新生児と何カ月も家で過ごすことは、急性の孤独感を生み出すことがわかっています。子供を世話する大人の女性はいうまでもなく、大人になってから友達を作ることは非常に難しいことを私たちは心の奥でわかっているのです」

ではどうしたらいいの? 自分でコントロールできない要素も確かにあるけれど、冷めてしまった友情を再度復活させたり、新しい友人作りに投資する方法もたくさんあることをまずは知っておいてほしいです。

出会い応援サイト。登録無料¥0

友情の絆を強める方法/新しい友情を作る方法

アプローチの仕方を考える

自分が努力することの重要性を感じてください。世界は広く、たくさんの人で溢れていることを思い出して。時間はかかるかもしれないし、ミスをすることだってあると思います。それでも、真の仲間ができるということを、いつも自分に言い聞かせていてほしいです。

昔の友人に連絡してみる

一度疎遠になったけれど、あなたにとって意味を持つ大切な関係性だった場合は、久しぶりに会わないかとメッセージを送ってみましょう。返事がなかったり、完全に拒絶されると余計につらく感じてしまうことはあるかもしれません。返事がないのは、相手とあなたの個人的な問題というよりも、相手が忙しくしていたりなど、あらゆる別の理由が関係していることを心に留めておくことが大切です。

新しいアクティビティに参加してみる

友情は、時間をかけ、何度も繰り返し会うことで築かれていくもの。ボランティアに参加してみたり、ヨガ教室に通ったり、ランニングチームに登録することは、友達作りの第一歩のためにあなたができることです。

友情には時間がかかることを理解する

何週間もおしゃべりを楽しんでいたのにランチの約束には発展しなかった、という場合でもがっかりしないでください。「友人関係を築くには時間がかかります。友達を作るという目標を急いで達成しようとする必要はありません」「例えば、新しく出会った人たちと同じ空間で新しいスキルを習得するなど、この友達を作る最初のプロセスに喜びを感じることこそが、友達を作るうえでは重要な基盤となるのです」

友達作りのアプリを試してみる

アプリを利用し、現実世界で人間関係を築くことだってもちろんできる。ママ友作りのアプリに参加して、新しい友達を探してみることも良いと思います。



コメント

タイトルとURLをコピーしました