子供のころの習い事はどこかで一区切りしなければいけないことがほとんどですね。
そのやめどきはなかなか難しいものです。
もちろんそろばんも書道や楽器のように大人になっても続けることはできなくもないですが、習っている人の99%は高校卒業までにはやめていると思います。
今回はそろばんの級が伸び悩んでいる方や、子供にそろばんをいつまで習わせるか悩んでいる方に向けて、せっかくそろばんを習ったなら、これくらいまでは頑張ろうよというお話をします。
そろばんを習い始めた理由は?
そもそもそろばんを習い始めた理由はなんだったのでしょうか?
そろばんを選ぶまえには公文や学習塾も検討した方もいると思います。
・算数が得意になって欲しいから?
・頭がよくなってほしいから?
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やっぱり一番の理由は計算力を付けさせるためでしょう。
そろばんを習うことで、小学校で習うよりも早く掛け算や割り算、小数を習うこともできます。
進級するにつれて珠を早く弾くことができるようになります。
でもやっぱり計算力を身につけるという意味では暗算力を身につけることが一番の目的なのではないでしょうか。
暗算2級まで頑張ろう
話を「そろばんをいつまで続けようか?(続けさせようか?)」に戻すと、私自身が個人的に考える、そろばんを全く習っていない人と大きく暗算力に差がつくレベルの一つの目安が暗算2級合格です。
どこの珠算連盟であっても、概ね2級からは3級までに比べて難易度が上がります。
大きな理由として、掛け算が2桁×2桁になるからです。
それまではかける数(右側)が1桁の問題を練習します。
かける数が2桁になるだけで、答えとなる数の桁数がそれまでと同じ4桁であっても、その計算を暗算で行うには一段と難しくなるのです。
この壁を乗り越えることができる暗算力を身につければ、きっとそろばんを習っていて良かったと思えることができるはずです。
そもそも一般的に2桁×2桁の掛け算を暗算で解ける人はごくわずかでしょうから、大きな自信にもなると思います。
もう一つ、そろばんを習っていない人と差がつく暗算力の目安となるのが2桁以上の加減算がそこそこスムーズに計算できることだと思います。
筆算などを使用せずとも、テンポよく足し引きできるレベルには、そろばん経験者からするとなってもらいたいです。
しかし、こちらは2桁×2桁の掛け算ができる力があれば、自然と身に付いていると思います。
中には2桁以上になるとどうしても苦手…という人もいると思いますが、読上げ暗算やフラッシュ暗算を使って練習するといいでしょう。
プリント集やテキストを使って練習するよりも楽しく上達することができます。
今回はそろばんをいつまで続けるべきか?又はいつまで習わせるべきか?、やめどきに悩んでいる方向けに書いてみました。
特に子供が3級や4級を習っている方は、もう一段階上のレベルまで頑張ってみることを、そろばん経験者としておすすめいたします。
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