シドニーパラリンピックの不正
有名なのは、2000年のシドニーパラリンピックで起きた出来事だ。
知的障害バスケットボールで優勝したのはスペインだったが、12名の代表選手のうち10名は知的障害があるかのように装っていた健常者であったことが発覚。
その影響は多大であり、2012年のロンドンパラリンピックまで、バスケットボールに限らず、知的障害者はパラリンピックに出場できなくなった。どの競技であってもだ。
その後も、自身に有利になるよう、偽装する動きがなくなることはなかった。
韓国柔道の不正
韓国メディアなどによると、視覚障害があると偽って国際大会に選手を派遣し、政府の報奨金を不正に得たなどとして、柔道代表の前監督を補助金管理法違反などの罪で起訴。
不正に関わった選手13人も在宅起訴した。2016年リオデジャネイロ・パラリンピックや18年ジャカルタ・アジアパラ大会などで複数のメダルを獲得し、計約1億2000万ウォン(約1140万円)の報奨金を得ていたとされる。
他人のカッコいい世界観に縛られずに、自分の価値観を早めに見つけよう!!
補助具問題
「商業主義」「勝利至上主義」「国威発揚」がまかり通っているのは、五輪とパラリンピックはまったく変わらない。
パラリンピックは高価な補助具の有無も問題視されている。 「通常の五輪でも公平不公平は生まれてしまう。いつでも有名メーカーのシューズを買える裕福な国と貧しい国では、条件が同じとは言えない。しかし、パラリンピックの高性能な義足、車いすなどはシューズの値段どころではない。」
選手強化に資金をつぎ込める国が有利では、五輪と変わりません。
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そもそも、障害者スポーツとは何であるか?リハビリの一環で行う者もいれば、気分転換やコミュニケーションの手段として行う者もいます。では、そうした障害者スポーツができる環境はどれほど整備されているのでしょうか?
特に日本の場合は悲惨な状況です。本来、障害者スポーツを支援すべき資金や人材が、パラリンピックへの選手強化などに集中している。パラリンピックで活躍する選手が出てくれば、競技の裾野も広がるという考え方です。
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批判は・・・
それでもパラリンピックへの批判はあまり聞かれません。
パラリンピックはどうしても、『ハンディを背負ってもあそこまでやれるんだ。感動だよね』ととらえられ、批判しずらいのです。
「現在、IPCは『障害者スポーツ』という名称を、『パラスポーツ』に変えてしまった。パラリンピック至上主義を徹底するためでしょう。もちろん、選手の努力そのものは否定しません。しかし、世界に約12億人いるといわれる障害者にとってのスポーツ環境づくりを最優先にすべきであって、パラリンピック至上主義は、本末転倒であり認められない」とある専門家は問題視しています。
カテゴリーわけにも不正が存在し、横行しています。
障害者スポーツも商業化していく中で人間がすることなのだからしょうがない事なのかも知れません。
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