もう年だし今更遅い、どうせ無理だよ心の奥底でそんなことを思ってしまって、夢や挑戦することを諦めてしまっていませんか？
もう年齢も年齢だからと諦めている方もいるかもしれません。
でも、始めるのに遅すぎることはない、いつからでも人は変わることができます。
これから楽しくチャレンジして、より最高の人生を目指していきましょう。
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事例 男性89歳
私の両親より一回り以上も年上の方です。
10年以上前、奥さんそして娘さんが順番で病気で亡くなっています。
ご本人曰く、仕事が長続きせずあっちにフラフラこっちフラフラで本当に女房と子供には迷惑や苦労ばかりをかけた、苦労ばっかりかけたから女房と子どもは病気になってしまった。
そして何も幸せにさせてやれないまま先にあの世へ行かれてしまった。
自分も死が近づいてきた。今このままだとあの世に行っても女房と子供に合わせる顔がない。
自分のことを責めていて自分のことをとにかく許せなかったそうです。
これが人生で最後のチャンスだと、自分が前向きになって幸せになることがせめてもの罪滅ぼしになる気がする。
自分をこれから少しでも変えて笑顔で女房と子どもに会いに行きたい。
奥さんと娘さんがお亡くなりになったのは、その男性のせいではないです
まあご病気で仕方なかったことだと思います。
自分自身の不甲斐なさが原因で苦労させてしまった。そしてこんな最悪な人生になってしまったと責めてしまっている状態でした。
感謝ノートの実践、ありがとうの言霊を1000回唱える。それと同時並行でこれまでの人生を振り返る内観も実践していきます。
80年以上の人生を幼少の頃から振り返っていき今までの人生失敗だらけだったけどその時々一生懸命頑張っていたんだと思えて涙が出て、男性の心境がどんどん変化していきました。
過去の自分の人生を否定していたのに、過去の自分の人生を肯定することができるようになってから人は大きく変わっていくのです。
3ヶ月経つ頃には、かなり前向きな考え方になっており、今のこの生活も感謝に溢れていて、毎日が幸せと思えるようになりました。
そしてそんなタイミングで、男性の住む地域で住んでる街をきれいにしようというボランティア活動があり、それをやっているご近所さんからお誘いがあったんです。
以前だったらこのような活動には参加しませんでした。ただ自分を変えたいと決めて、頑張っていたのでこの誘いは自分を変えるチャンスだと思って勇気を出して参加することにしました。
その方は、意を決して参加することになったんです。
ボランティア活動に参加して地域を清掃する中で、自分の住んでいる街が綺麗になっていって清々しく一緒に活動する仲間が増えていって、自分から積極的に行動することを今までしてきてなかったなということをしみじみと感じたんだそうです。
確かに人生は何かいいことがやってこないかなっていう受け身の生き方とできることをやってみていいことを引き寄せようという主体的な生き方では180度変わっていきます。
自分から積極的に動いていくことによって、機会を掴んでその機会に挑戦して人生を変えていく、自分を変えていくという考え方が何より大切な考え方だと感じています。
その方はまさに自分から機会をつかみ取ってどんどん交友関係を広げ自分を変化させていきました。
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3年の月日が流れて周りの人から信頼をされ、責任感の強いその方は、20人以上いるそのボランティア団体の副リーダーにまでなられました。
実際に大きな変化をされたんです。
そして今現在もういつ死んでも悔いはない。笑顔で女房と子どもに会いに行けると言っています。
始めるのに遅すぎることはないって言葉がありますが、その男性のおかげで心の底からそう思わせて
もらっています。
人は誰でも今からいくらでも変わっていくことができるんです。思うように人生が充実していないなぁと思われている方も大丈夫です。
これからここからいくらでも変化することはできます。
もう年だからとつい考えてしまう人は年齢を重ねた分だけたくさんの可能性があると考えるようにしてみてほしいです。
年齢の分だけいろいろな経験をしているんです。当たり前の道を過ごしていると思っているだけで成長していないなんてことはないですし、たくさんの経験をされています。
そして今までやりたかったけど後回しにしていたというものがあったらぜひ勇気を出して挑戦してみてください。
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