子供の自虐ネタには同意しないようにする
私の真ん中の子はよく「俺バカだから」と言います。
確かに勉強あんまりしないし、時々テストでビックリするような点数をとってくるので、若干同意しないでもないのですが。
でも絶対「そうかもね」などとは口にしないようにしています。
今日も食事中にそんなことをいうので「バカだとは思っていないよ。むしろかしこいと思ってる。勉強できないっていうよりか、ちゃんと問題読んでないだけじゃない。」と言ってみたら「そういえばね、昨日の算数のテスト100点だった」「そうだよね計算得意だもんね」と言ったらにこにこしていました。
職場の人は、父親から「おまえはバカだ、バカだ」と言われ続けて育ったそうなのですが、(毒親だと言っていました)それって言って何の意味があるのでしょうか。親が自分の劣等感を解消するために自分より弱いものにあたってプライドを保ちたかったのでしょうか。
私も親から「公務員を目指しなさい」と言われて十代の頃ずっと反発心をいだいていました。今から考えると何だったんだろうと思うようなことですが。
十代って、親に「わたし〇〇だよね」って否定的なことを言ってくるときって「そうじゃないよ」って言ってほしくて言ってくる。そのくせ「そうじゃないよ」っていうと「フン、本当のこと言わないね」と思う癖に、「そうかもね」って言われると傷つくという、非常に面倒くさい生き物です。今自分のはるか昔を思い返してみてもそうだったと思います。
困るのは「わたしってブスなの」って聞かれることです。いつも「めっちゃかわいいよ」と答えています。さっきの「バカだから」は説得力ある素材を掴んでいるから、具体例を挙げて言えるので相手も納得しやすい。
しらじらしい返答はしたくない。けれど傷つかない程度にそれらしいことを言うのって、本当に知恵を使いますね。
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