疲れの原因は肉体的な疲れ、精神的な疲れがあります。
肉体的疲れは、寝たり、マッサージしたり、リラックスする時間を作ればある程度は取り除けるでしょう。
しかし、精神的な疲れというのはそうはいきません。
精神的な疲れは、心の無駄遣いをしているという事です。無駄遣いと聞くと真っ先に思い浮かぶのがお金の無駄遣いや時間の無駄遣いですがもう一つ大きな無駄遣い、心の無駄遣いこの3つが人生の三大無駄遣い。
中でも一番ヤバイものやってはいけないものが心の無駄遣い、なぜなら心の無駄遣いが多いとストレスの多い灰色の人生になってしまうからです。
一つ例を挙げると人とのの比較、自分の年齢だと年収はいくら位とか、何歳までに結婚しなければ負け組だとか、○○さんは彼氏とハワイなのに私ときたらとかね。
人と比較するのが癖になると世間の平均値より上なら幸せ、世間の平均値より下なら不幸という考え方に陥ってしまう
これを客観的幸福感っていうのですがここが不幸の始まりです。
つまり自分が世間の平均値に負けた時に劣等感を感じたり、焦りを感じたり人に嫉妬したりあと自分の不運を呪ったりとか、不満の多い人生になってしまう。反対に人と比較しない人はどうかというとわかりやすいのが、例えばタモリさんや所ジョージさん、さかなクンとかね、自分と他人を比較しない人は自分にとっての幸せを明確にして生きています。
俺にとっての幸せは家族と仲間、そして海と音楽があれば最高の幸せみたいにね。これを主観的幸福感というのですが、主観的幸福感を追い求める人は劣等感を感じることもないし、いつも心穏やかでイキイキと人生を歩んでいけます。
このように人と比較する癖があるかないかで人生は大違いだから人との比較は心の無駄遣いやめたほうがいいんです。心の無駄遣いは他にもまだまだたくさんあります
その中でも特にヤバいものを厳選して3つご紹介させていただきます。どれも無意識にやっちゃっているものがほとんどですからね。
気づくだけでも大きな成長になると思います。
心の無駄遣いまず一つ目は反省
意外に思われた方もみえると思いますが、反省は心の無駄遣い、しない方がいいんです。
なぜなら反省すると臆病になり自信を失うからです例えば会社に遅刻してまた遅刻しちゃった私はダメだとか仕事でミスをしてなんであんなミスをしたんだろう情けないとかね。反省をくり返すと私たちの心は自信を失い、どんどん臆病になっていきます。
カナダのブリティッシュコロンビア大学の研究ですが、自信のある人とない人をグループに分けて観察しました。普段の生活で一体何が違うんだろうと5か月間にわたって調査した結果一つの共通点が
が見えてきました。それは自信のない人は物事をよく反省する傾向がある。
以前にねこんな人がいましたあなたの一言で私傷ついたのよって友達に言われてそれ以来、人と話すのが怖くなっちゃった。
きっとこの方もなんであんなことを言っちゃったんだろうとか取り返しのつかないことしちゃったとか何度も反省を繰り返したのでしょうね。
反省した数だけ心に傷がつきます。そして、臆病になっていくだから反省は心の無駄遣い。
でもねここまでの話を聞いて反省しなければミスを繰り返したり遅刻を繰り返したりダメ人間になっちゃうんじゃないのっと思われた方もみえると思います。そうなんです、ミスを繰り返す人は信用を失います。仕事も友達も失います。家族からも嫌われますではどうすればいいのか?
失敗したら次にすることは反省ではなく改善です。失敗して、改善して行動する。これは人が成長するためのサイクル。このサイクルをグルグルグルグル高回転で回すことで人はものすごい勢いで成長します。
アメリカのシリコンバレーにはグーグル、アップル、インテル、フェイスブック、ヤフーなど、そうそうたる有名企業が集まっていますが、その中心にあるのがスタンフォード大学。スタンフォード大学は失敗改善行動という考えが学校の風土として定着している。
どんどん失敗して改善しようってねそしてその学生たちがシリコンバレーの企業に供給される。だから日本の企業が追いつけない。スピードで成長し続けることができるわけです。
【簡単解説】PDCAサイクル 最速で成長できる!! 人生、仕事なんにでも役に立つ考え方!!
iphone を使っている方なら分かると思いますが、ios のアップデートがしょっちゅうきますよね。
アップルは失敗するのを承知で os を世に出すんですすると必ずバグが出る。ここで世界中のユーザーに大変な迷惑をかけてしまった。なんていちいち反省しない、反省している暇があったらいち早く改善してアップデートする。
このように失敗改善行動を繰り返しているから猛烈な勢いで成長できる。そして成長してるから自信が出てくる。
ちょっと話がそれてしまいましたが失敗して反省すれば、臆病になります。自信を失います。失敗して改善すれば人は成長します。自信が高まってきます。反省が下りエスカレーターだとすれば改善は上りエスカレーター、行き着く先が全然違う。
最後に一つ改善にはコツがあってそれは改善は具体的にということ、例えば遅刻をしてしまったら目覚まし時計を2個にするとか家族に協力してもらうとか、仕事でミスをした場合でもこれからはちゃんと確認しようではなくて最終確認は2回とか同僚にも確認してもらおうとかね。あなたの一言で私傷ついたのよと言われたら、ひとまず謝って○○さんの前で恋愛の話は現金と手帳に書いておけばもうそれで ok
あの僕が子供のこの学校の先生が生徒に対してそれでも反省しているのかと、真っ赤な顔して怒ってましたけど、ああいうの見ちゃうと、後悔して深く落ち込むことが反省だ、そうしない人は不真面目だとね。勘違いしてしまいます。
でもねここでご紹介しました通り反省は心の無駄遣い、いちいち落ち込んでいたら自信を失うだけでなく、あなたの周りの人にまで気を使わせてしまいます。失敗したら即改善。この言葉を覚えておけば反省することも減って今以上に自信が高まってくると思います。
心の無駄遣いの二つ目は暗いニュース
テレビのニュースやワイドショーそれからネットのニュースや週刊誌などを見ると、知らなくて
もいいくらいニュースがてんこ盛りですよね。
事件、事故、詐欺、病気、衝撃映像、芸能人の不祥事などこういうものを一生懸命見れば物知りになれるかもしれませんが、その副作用として心がどんどん弱くなってしまうんです。
ネガティブな性格になっていくんです。どうしてそうなってしまうのかというと、私たちは心に蓄積された情報によって考え方や感じ方が変わってくるからです。心理学ではこれを abc 理論というのですがすごくわかりやすいのが、facebook の情報操作事件、2012年にフェイスブックがユーザー約70万人を2つのグループに分けてこっそり実験を行いました。
ニュースフィードにポジティブなニュースが多く流れるグループ、ニュースフィードにネガティブなニュースが多く流れるグループ、これを1週間続けた結果何が起きたのかというとポジティブなニュースが多かったグループはポジティブな発言を投稿するようになった。
ネガティブなニュースが多かった、グループはネガティブな発言を投稿するようになったそうなんです。ネガティブなニュースがたった1週間多かっただけでネガティブで消極的な性格になってしまったんです。
ちなみにこの実験の後、フェイスブックは相当叩かれたみたいですけどね(笑)
なにはともあれネガティブな情報が心にたくさん入ると性格までネガティブになってしまうんです。
同じように年がら年中暗いニュースばかり見てたら、例えばニキビが出来ただけで悪い病気じゃないかと夜も寝られなくなる。娘の帰りがちょっと遅いだけで何かの事件に巻き込まれてないかしらと心配でいてもたってもいられなくなる。
ひどいケースだとあなたの彼、結婚詐欺師じゃない?優しすぎるもの。この前テレビで見たわよと言ってくるお母さんもいるそうです。
毎日一生懸命テレビを見て結果がこれではどうしようもないですよね。だから暗いニュースを見るのは心の無駄遣い、もちろん中には大切なニュースもありますけどね。だけどほとんどが、自分に必要のない情報。このニュースは自分に関係ないな、いらないなと思ったらチャンネルを変える。週刊誌であればぺらっとページをめくる。体に取り入れる栄養と同じように心に取り入れる情報も自分で選択するそうすることで不必要な不安や、心配事もなくなって、今よりもっと明るく朗らかな毎日になると思いますよ。
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心の無駄遣いの3つ目は人を許せない
実は僕も結構前の話ですが何人かだけどうしても許せない人がいました。だからよくわかるのですが人を許せないっていうのはとんでもない大きな心の無駄遣い人を憎めば憎むほど自分が損をします。
想像してみてください眠れないほど腹が立つとしても相手はスヤスヤ寝ています。イライラして食べ物が喉を通らないとしても相手はむしゃむしゃ食べています。一生呪ってやろうという人もいますがそれも絶対やめたほうがいい。
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なぜなら呪い、実は本当に恐ろしい効果があるからです。人を恨んだり呪ったりする時の激しい怒りは自分の心臓に負担をかけ、胃袋を傷つけ血液をドロドロにします。
さらに免疫力を下げてありとあらゆる病気を引き寄せます。つまり呪いが届く先は相手ではなく自分自身、結局自分が損をするんです。許せないっていうのは嫌いな人をずーっとおんぶしているような状態苦しむのは自分だけだから許すのはできるだけ早い方がいい。早く降ろしてしまった方がいいだけどやっぱり許すのは難しい。
僕も経験があるのでよーくわかります。人を赦すことがどれほど難しいかでもね5年も10年も人を許せないっていうのは実にもったいない。
ずーっと自分が損し続けるわけですからね。ではどうすればいいのか人を許す方法がないわけでもないのでここでは2つご紹介させていただきます。
まず一つ目が損切り株式投資の世界に損切りっていうものがあります。ある程度損した株は必ず手放す。それが損切り買値より20%下がったら問答無用で売るみたいなことです。
損切りするときは非常に悔しい思いをします。でもね不思議なもので損切りした瞬間に自分がスッキリ、ぐっすり眠れるようになります。大損することも防げます。
人を許す時もこれと全く同じ要領、相手を許すとなんだか損した気分になりそうです。それでも勇気を出して損切りする。損を覚悟する、損しちゃったけどもういいやとキッパリ手放すんです。
元を取ろうと思ったら永久に許せません。赤字だからこそ勇気を出して閉店ガラガラするんです。損したまま、えーっと手放すそれがゆるすということ、許すの定義いるすことが出来れば気分がスッキリしますぐっすり寝れるようにもなります。
二つ目の方法が感謝。たとえ憎い相手であっても過去を思い返してみると感謝できることが一つくらいはあるのではないでしょうか?
例えば自分の親を許せないという人も少なくないと思いますが、過去を思い返せば親からしてもらったこともたくさんあると思います。
誕生日ケーキを買ってきてくれたこと、運動会で応援してくれたこと、熱を出して苦しんでいるときに看病してくれたこと、このような相手からしてもらったことを繰り返し繰り返し何度も思い返す。
この方法を内観療法というのですが、実は私もこの方法で人を許せたんです。相手からしてもらったことを繰り返し、思い返しているとだんだん憎しみが減ってきます。
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1年くらい続けていればもうほとんど憎しみはなくなるはずです。あとそれからもう一つ本を紹介させてください。許すということ著者はアメリカの精神医学者ジャンポルスキーさん薄っぺらな本ですがとても優しい気持ちにさせてくれます。心が軽くなり全てを許そうという気持ちにさせてくれます
過去を引きずってしまいがちな方には特にオススメです。
ゆるすということ もう、過去にはとらわれない (サンマーク文庫) [ ジェラルド・G.ジャンポルスキ ] 価格:555円 |
今回のまとめ
ご紹介しました心の無駄遣いを簡単にまとめるとこんな感じ、お金の無駄遣いを減らせば財布が潤います。時間の無駄遣いを減らせば生活が潤います。心の無駄遣いを減らせば人生が潤います。
最初にもお伝えしました通り心の無駄遣いは無意識にやっちゃっているものが殆ど知らぬ間に人生を灰色にしてしまいます。
心の無駄遣いを減らしていけばまるで霧が晴れたときのように今よりもっと明るく楽しい毎日になっていくと思います。
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