野球界
長嶋茂雄監督(巨人)VS 野村克也監督(ヤクルト)
六大学野球のスターとして鳴り物入りで人気チームへ。
もう一方は、貧乏な家庭からのテスト生上がり。同学年の二人は、“向日葵と月見草”だと比べられ
“太陽と月”は、お互いが監督になると、さらに距離が広がった。野村が新聞記者やテレビカメラの前で巨人や長嶋を挑発しても、長嶋は涼しい顔でやり過ごした。
二人だけで言葉を交わすことはなく、当然、仲良く笑う機会も訪れなかった。
二人の最後の会話
ノム「おまえ、頑張っているか? オレはまだ生きているぞ。まだまだ頑張るぞ! 元気で頑張ろうな!」
ミスター「おう、お互い、頑張ろう!」
ともに頰がゆるみ、紅潮していた。感極まっていた。どちらからともなく、右手を差し出した。
座っている車椅子から少し腰を浮かせると、相手の目を見ながら、しっかりと手を握りしめた。二人の目に涙がにじんでいた。
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お笑い界
ダウンタウンVSウッチャンナンチャン
内村光良:「めっちゃ仲良かったね。相性良かったんだろうね。全部浜ちゃんが仕切ってくれて。だからうちら3人もどうボケようが何しようが、全部浜ちゃんが拾ってくれるっていう関係性が最初にできあがったから」とダウンタウンとウッチャンナンチャンの関係性を説明する。
松本人志:「同じ釜の飯を食った特別な存在かな」
南原清隆:「まあ、特別ですわな〜」
浜田雅功:「ナンチャンとは会ってないけど、ウッチャンは3年くらい前に。日テレの廊下で見かけて、ずーっとガンを飛ばしたけど、反応しないから『早よ気づけや!』とボディーブロー」とジェスチャーを交えながら、浜田らしい対応を告白した。
将棋界
羽生善治VS森内俊之
79勝60敗
子ども大会で圧倒的だった二人
名人。
すべての棋士が憧れ、強く希求する地位である。
将棋界最高の棋戦は賞金額から言っても竜王戦だが、歴史と伝統という意味においては、80年以上を誇る名人戦にはかなわない。
その名人戦という大舞台で、羽生と9回も死闘を繰り広げたのが森内俊之である。森内は羽生と同学年で、奨励会入会も同期だ。羽生とはじめて盤を挟んだのは「小学4年生の正月に行われた大会」というのだから、少年時代から文字通り切磋琢磨してきた間柄である。
特筆すべきは、森内は羽生に名人戦七番勝負で5勝4敗と勝ち越していることだ。通算成績では負け越しているが、名人戦においては羽生を上回っている。
また森内は羽生より先に永世名人の資格を得た。過去に19人しか存在せず、実力制になったのちの1949年には名人位を通算5期獲得すると得られるようになったが、それでも6人しかいない。森内は十八世名人(2007年)で、羽生は十九世名人(2008年)。森内が挙げた実績がいかに際立っているか、おわかりいただけるだろう。
将棋界初の同学年の永世名人
この二人の関係性は、将棋界400年の歴史上で、同学年の永世名人が存在することで証明されている。
森内俊之「30年経っても同じ事をしているんですから、自分でも驚きですね」
羽生善治「自分のないものを色々提示してくれるという感じ。資質とか発想とか判断することとか。提示してくれる人。そういう人がいると1+1は足し算じゃなくて掛け算とか自乗とかそういうもの。」
サッカー界
メッシVSクリスティアーノ・ロナウド
2008年~バロンドールを10年間受賞しあう。
クラブでは、ライバルチームのレアル・マドリーとバルセロナに在籍していた
クリスティアーノ・ロナウド:「彼は素晴らしいプレーヤーだ。魔法だよ。そしてトップだ。」
メッシ:「彼にはマドリードで続けてほしかった。ライバル関係はプラスに働いていたし、クラシコでもプラスになっていた。クリスティアーノの損失を感じたのは明らかだった。」
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