【羽生善治復活】なぜ最強の藤井聡太竜王(王将、五冠)と競り合えるのか解説!!

将棋

2022年2月15日に投稿された羽生さんの奥様のツイート

羽生九段が1996年2月14日に7冠制覇した頃の周りの触れるすべてを真剣で切り裂くような勝負師の空気感が大好きでした。勝負するならここまで追い込むべきだ最高だと思って惚れ込みました。なので今纏うほわほわ癒し系オーラと早くお別れしてほしい。

家族目線から見て、この頃の羽生さんはもしかしたら、勝負師のオーラを失ってしまっていたのかもしれません。

 

このツイートの少し後から羽生九段の成績が急上昇を始めていきます。2020年度2021年度と続いた長いトンネルからの脱出ですね 。

 

羽生九段は2020年度豊島竜王に挑戦して1勝4敗で敗れた際のコメントが『50歳なりの将棋はさせた』というもの、そして、2021年度A級順位戦ついに陥落してしまいますさらに年間勝率がプロ入り後初めての5割未満どころか一気に3割台まで落ち込んでしまった

これはタイトル通算100期どころじゃなく、いよいよ時代の終焉を思わせました。

実際、中原16世名人は45歳を過ぎた頃から脳内の将棋盤が暗くなった話もされてました。

 

ちなみに羽生九段はもともとAI研究否定派でしたが、色々なことが重なり、AI研究開始した思います。

少し前までの羽生九段は最近、若手が指さなくなった横歩取りとか、角換わり右玉とか若干最新定跡からは外れたところで戦っていたと思われるんですが、藤井五冠との王将戦ではもう最新定跡を駆使した新手などで見事に藤井五冠に2勝しているという状況でございます。

 

ちなみに中原16世名人が羽生さんとタイトル戦を戦えなかったのが残念と引退時のインタビューでおっしゃっておりました。

ちょうどこれは羽生九段と藤井五冠の間柄にも当てはまりそうなことだったので、もしかしたら藤井五冠とタイトル戦で戦いたいとそういったモチベーションが羽生九段にとって大きかったかもしれません。

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実際に王将戦に挑戦した時の記者会見で藤井五冠と戦うのが間に合って良かったとそのお話をされていました。

さらに、挑戦するだけでは意味がないと非常にこう力強い一言を残します。

王将リーグ当時の羽生九段のレーティングでは確率1%もなかった衝撃の全勝挑戦となっております

永瀬王座や渡辺名人そして豊島九段といったタイトル戦の常連組を3人全員倒し、そして服部四段(当時)A級棋士の糸谷8段そして近藤7段と非常に強い若手棋士たちを倒して見事に全勝挑戦したという形です。

同世代の棋士たちがタイトルに絡めなくなっていって今期のB級1組でも郷田九段、丸山九段など羽生世代の棋士たちがB級2組に陥落していくという中で、本当に羽生九段はタイトルに絡んでいるのは本当にすごいことなんです。

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そして今期の王位リーグでも初戦でスーパールーキー徳田四段に快勝。

ちなみに羽生九段は互いの持ち時間が各6時間合わせて12時間で深夜に及ぶ順位戦というのは体力面からかかなり苦戦中ですが、それ以外の棋王戦とか棋聖戦とか王位戦は好調で棋聖戦は決勝トーナメント進出、挑戦まであと4勝、王位戦も幸先よく白星スタート、棋王戦も前期は惜しいところまで行きました。

ということでまだまだたくさんのタイトル挑戦が期待できそうです。

今は挑戦中の藤井王将との7番勝負もうすでに歴史に残る名勝負になりそうです。

52歳の羽生九段が20歳の藤井五冠相手に2勝2敗とここまででも素晴らしいんですが、あと2勝積み重ねてタイトル通算100期到達できるかどうか本当に注目ポイントです

モチベーションも大切ですね。さらに羽生世代、渡辺名人もやり切った感が出てしまっているので、もう一度野心を持って復活してもらいたいです。

藤井8冠王になってほしいですが、簡単にはいかないようにしてもらえたら、見ている方は面白いですね。

渡辺棋王と今日2戦目やってますね。

渡辺棋王も名人をとって少し満足してしまっているように見えちゃうんですよね。藤井五冠が強すぎて・・・羽生世代に1人でむかっていった渡辺名人もギラギラで藤井五冠を苦しめてほしいですね。

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