子供にとって遊びがなぜすごいのか?
➀集中力、創造力、発想力は遊びで育つ
集中力は天才の条件
子どもが唯一15分以上集中できてしまうこと、それが遊びです。幼児期の遊びの中で前頭前野を活発に働かせることは子どもの頭の良さや集中力につながります。
創造力、発想力→自由にできる環境が土台となって育つ。ですから子供の将来の為を思って勉強習い事ももちろんいいですが遊びの時間のない、幼少期は避けて欲しいと思います。
➁人間性のバランスが育つ
世の中で活躍する人はただ頭がいいとかただ仕事ができるだけの人ではなくそこに相手の心を動かす質の高いコミュニケーションが取れる人=人間性のバランスがいい人
誰かとコミュニケーションをとって行う遊びは子どもが初めて誰かと共同して何を作り上げたり楽しんだりする大切な経験です。そして何より幼少期から遊びをたくさんしている子は自然とコミュニケーションをとるシチュエーションが豊富になります。本物のコミュニケーション力はいつも同じ場所でいつも同じ人といるような状況ではなかなか身につけづらいものです。
幅が大事なんです。いろんな場所でいろんな遊びをいろんな人とコミュニケーションをとるそんな経験が一生モノもコミュニケーションの土台をつくっていくです。
➂遊びは刺激と実体験の宝庫
幼少期は脳を育てていく大切な時期です。脳を育てるには刺激が必要です。触ってみて、匂いを嗅いで、音を聞いて、感じていく行為のすべてが脳への刺激です。その経験が脳を強く育てていきます。幼少期はどれだけ多くの実体験をするかがの家の子どもの成長の起爆剤になる。
幼少期の刺激と実体験の幅はその子の将来の可能性の幅である
➃学ぶ力が増える
遊びこむ経験を多くしている子どもの方がそうじゃない子に比べて学びに向かう力が強い傾向が見られた。2016年 ベネッセ調べ
運動はニューロンの数を増やして、ものを覚えたり認知する神経を育てて思考力に関わる神経伝達物質の分泌も増やします
外で遊ぶ=学習能力の向上に確実につなげるんです
➄思い切り遊ぶことで夜の良い睡眠にもつながる
夜の睡眠は遊びと同じくらい大事です。そして夜の睡眠は日中にどれだけ体を動かして疲れるかに大きく影響を受けます。
➅自己肯定感と自信のある子に育つ
自己肯定感と自信のある子には、遊びの中で無数のできたが存在します。そのできたの一つ一つが子どもの自信となって蓄積していきます。この一つ一つは小さくても紛れもない成功体験です。そしてその繰り返しが自信や自己肯定感をつくっていくことにもつながっていきます。
親が意識すべき13の原則
➀遊びの幅を広く
遊びの形をきめすぎない。親から見て理解できないような遊び方をしていてもいいです。
遊びの幅を広げてさまざまな外遊びや家の中で手先を繊細に動かす遊びや想像力を働かせる遊びなど幅広く行うことが子どもの能力開発にとって大事なんです。
一番のポイントとなるのが何かで遊ばせるという発想を大人が辞めること、大人が用意するのは遊びではなく環境と安全だけでいいんです
➁遊びのシチュエーションの幅を広く
要は環境の幅です。具体的には人がたくさんいる環境と反対に人が居ない静かな環境。他にも室内と屋外の環境、屋外でも遊具などが整った環境と自然あふれる環境など多くのシチュエーションで遊ばせてあげること。
➂危ないと汚れる遊びを避けない
チャレンジと失敗、そしてケガはつきものです。子供はそうやって失敗して痛みを知ることで他の人にためを知ることができたり、何に気をつけるべきかも身体で体感していきます。その経験を親が奪ってしまっては子どもを成長させる遊びにはなりません。
➃遊んでいるときは否定語と指示語を言わない
自由に遊んでいてもやりたいことを自由にできなくなってしまいます。
➄アイコンタクトをとる
一緒に遊んでいない時でも笑顔でアイコンタクトをするということは忘れてはいけません。1人で遊んでいても友達と遊んでいてもふとした時にお母さんお父さんのことを見ています。その時にアイコンタクトしてニコッと笑顔で微笑んでくれると子どもは安心してまた遊びに集中することができます。
➅作った作品は飾ったり記録してあげる
ただ作品を記録して残していくだけですが子供を伸ばす遊びに欠かせない要素です。
【天才を育てる方法】天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか?
➆午後3時~5時はゴールデンタイム
体がよく動いて運動の効果を得やすい時間帯。
➇意識して感情のミラーリングと五感を感じる言葉を伝える
感情のミラーリング…子供が抱いたであろう感情を親が言葉にして伝えてあげること
五感を感じる言葉・・・子供が遊びの中で体験している感覚を言葉で伝えてあげる。
➈ごっこ遊びを大切にする
【逃げ癖がある子ども、大人】現実逃避、適応障害!!大人や子供が社会で生き抜けるよう逃げ腰を改善する方法!!
➉超集中している一人遊びを邪魔しない
頭の中で思考を巡らせることを楽しんでいます。
⑪屋内での遊びは指先を繊細に使う遊びを必ず取り入れる
指先は第2の脳と言われています。
運動能力、記憶力、思考力、コミュニケーション能力などが高くなる。
⑫10歳までにリズムとバランスの遊びを積極的にやる
運動能力が伸びていくのがだいたい10歳くらいまでと言われます。
⑬知育遊び
自由な環境で幅広いシチュエーションで幅広い遊びをしているだけでも経験できるものはたくさんありますが、意図して親が用意してあげないと経験できないものもあります。勉強も遊びにしてしまう。
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