ソーシャルワークのアプローチ
心理社会アプローチ・・・トール、ハミルトンの診断主義の影響を受け継承→ホリスが示した 心理ホリス
「状況の中の人」という視点、クライアントの社会的に機能する能力の維持・向上を支援目標に置く。
介入技法6カテゴリー
1.持続的支持(傾聴、受容、共感) 2.直接的指示(意見、態度の表明) 3.浄化法(事実の描写、感情の解放、カタルシス) 4.人と状況の全体的反省(気づき) 5.パターン力動的反省(思考や感情のパターンを明確にしてあげる) 6.発達的な反省(経験)
問題解決アプローチ・・・パールマンが提唱した。問題パールマン クライアントのワーカビリティ(意欲)を活用していく。
接触段階→契約段階→活動段階による過程で展開
部分化(問題を分ける)の技法を用いる。
構成する6つのP
パーソン(人)、プロブレム(課題)プレイス(場所)プロセス(過程)プロフェッショナル、パーソン(専門職ワーカー)プロビジョン(制度、政策)
機能的アプローチ・・・意志で解決の方向性を決定させる。潜在的可能性
課題中心アプローチ・・・リードとエブスタインによって開発。短期計画援助、課題をリード
危機介入アプローチ・・・リンデマンの悲嘆に関する研究が起源 医療分野から導入されたアプローチ 危機状況に直面した者に対して迅速に対応する。 危機のリンデマン
行動変容アプローチ・・・学習理論を導入。
エンパワーメントアプローチ・・・もともとある力を引き出し、高める。
ナラティブアプローチ・・・物語(ネガティブな)を重視して新たな意味の世界を作り出すことを援助する。
エコロジカル・アプローチ・・・環境との相互関係で利用者を捉える。
実在主義アプローチ・・・実在主義思想による概念を用いていく。
フェミニストアプローチ・・・女性によっての差別や抑圧など顕在化させ、社会的抑圧のい根絶を目指す。
解決志向アプローチ・・・クライアントのストレングスに着目、肯定的感情を構築し、解決していく。
ジェネラリスト・アプローチ・・・ソーシャルワークの統合化の一形態
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ソーシャルワークの役割
ブローカー(仲介役)・・・クライアントと必要な資源を結びつける。
メディエーター(仲介者)・・・クライアントと社会システムの不調和を調整する。
エデュケーター(教育者)・・・クライアントに必要な知識や技術を学習する機会を作る。
ネゴシエーター(交渉者)・・・クライアントのために利害関係なく関係者と話し合う。
イネーブラー(後援者)・・・クライアントを励まし、支えることで問題解決をはかる。
効果測定の方法
単一事例実験計画法・・・単一事例(個人・家族・小集団)の問題に対して介入の効果を測定する方法。
測定したデータを図示し、基礎線期(ベータライン期)、介入期(インターベーション期)の変化、影響を評価する。
集団比較実験計画表・・・援助を受ける実験群と援助を受けない統制群に分け、比較して効果を観る。
断面的事例研究法・・・複数の事例を対象
メタ・アナルシス法・・・特定の支援を統合。より普遍的なものであることを明らかにする方法
グランプリ調査法・・・いろいろな支援方法を分類し、実施結果を比較する方法。
スーパビジョン
3つの機能・・・管理的機能・教育的機能・支持的機能
スーパーバイザー→スーパーバイジー
スーパービジョンとは、スーパーバイザーが責任を持って、スーパーバイジーに能力を最大限に生かしてより良い実践が出来るように援助する過程
パラレルプロセス・・・スーパーバイジーであるソーシャルワーカーとクライアントの関係とよく似た状況にスーパーバイザーとスーパーバイジーがなる事。
人と環境との関係
リッチモンド.M・・・人間力(パーソナリティー)を育てる過程と捉えた。『社会診断』『ソーシャルケースワークとは何か』『ケースワークの母』
ホリス・・・『状況の中にある人』を焦点にしている。
ジャーメイン.C・・・両者の相互作用の連関性として捉えた。『生活モデル』、生態学(エコロジー)
ピンカス.Aとミナハン・・・人々と資源システムとの連結、4つの基本システム
バートレット.H・・・均衡関係として捉えた。『社会福祉実践の共通基盤』『価値、知識、介入』
ケンプ・・・環境を5つに分類
ここは押さえよう 絶対合格!!第35回 社会福祉士国家試験「相談援助の理論と方法」編 ➁
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