グループワークの展開過程
準備期→開始期→作業期→終結期
準備期・・・波長合わせ、予備的接触などを行う。
開始期・・・「契約」の段階、受容的な雰囲気づくり、基本的な約束事の取り決め。
作業期・・・「媒介」の段階、課題に取り組み、目的達成のために明確な成果が出るように進めていく。メンバーの個別化、サブグループができる事が特徴
終結期・・・「移行期」でもある。終結と移行のための準備期間を設ける事が重要
グループの発達過程・・・グループの誕生から終結に至る、力動的関係の過程を示すもの。グループの凝集性・・・グループのまとまり度合いのこと。
メンバー間の相互作用・・・メンバー間の親しい対面や接触を通して、お互いに刺激し、影響し合うこと。
プログラム活動・・・目標達成に向けて実施される個々の取組のこと。
ネットワーキング
ネットワーキングの意味は簡単に言うと「異業種交流会」
意図的であり、積極的なもの。目標と価値の共有。
アプローチと理論
エリクソンの心理社会的発達理論→危機介入アプローチ
フロイトの精神分析理論→トール・ハミルトンの診断主義アプローチ→ハリスの心理社会的アプローチ
スキナーの学習理論→行動変容アプローチ
ホワイトの物語理論→ナラティブアプローチ
ゴフマンの役割理論→パールマンの問題解決アプローチ
ランクの意志療法→機能主義アプローチ
ソーシャルワークにおける援助関係
パートナーシップ・・・援助者と被援助者が共に課題に取り組む関係性。
逆転移・・・治療者が被治療者に自分の感情を向けてしまう事。
パターナリズム・・・強い立場にある者が弱い立場の者の意志に反して、利益になるからと行動に介入、干渉する事。パワハラ的な行為。
アタッチメント・・・愛着形成
単一事例実験計画法(シングル・システム・デザイン)
別名:SSD法
単一事例(個人・家族・小集団)の問題に対して介入(インターベンション)の効果を測定する方法
測定したデータを図示し、基礎線期(ベースライン期)と介入期(インターベンション)における利用者の問題の変化を評価。
アセスメントツール
PIE・・・クライエントが訴える社会生活機能の問題を記述し、分類、コード化する。
インターライ方式・・・MDS方式の再構築版、2009年に開発
DCM・・・認知症ケアマップ
エゴグラム・・・人間の性格を5つの領域に分けて分析する
記録
叙述体
圧迫叙述体・・・全過程を圧縮して記録する。 過程叙述体・・・介護者と利用者の支援過程の「詳細」を記述する。 逐語体・・・介護者と利用者の支援過程の「ありのまま」を記述する。
要約体・・・介護職の思考を通して利用者の関わりを整理し「要約」して記述する。
説明体・・・介護職が解釈や分析、考察結果に「説明」を加える記述
SOAP方式・・・S(主観的データ)、O(客観的データ)A(アセスメント)P(計画)で経過を記録する。
エバリュエーションシート・・・援助の有効性や満足度などの効果測定について記録
プロセスシート・・・時系列に相互作用が記録
ジェノグラム「世代関係図」 エコマップ「生態地図」 ソシオグラム(グループメンバー間の繋がり)
アイビイのマイクロ技法
アイビイと共同研究者によって開発されたカウンセリング手法。※2段階に分かれているところに注目
「基本的かかわり技法」①クライエント観察技法 ②質問 ③はげまし ④いいかえ ⑤要約⑥感情の反映
⑦意味の反映 の7つ。
「積極技法」①自己開示 ➁情報提供 ③指示 ④論理的帰路 ⑤助言 ➅説明 ⑦教示など
個人情報の保護に関する法律の規定
この法律において「個人情報」とは、生存する個人に関する情報である。
国は、個人情報の取扱いに関し事業者と本人との間に生じた苦情の適切かつ迅速な処理を図るために必要な措置を講ずるものとされている。
個人情報保護に関する官民を通じた基本となる事項を定めた法律。
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技法とアプローチ
社会生活技能訓練(SST)の技法=行動変容アプローチ
ライフストーリーの書き換えを目指した技法=ナラティブアプローチ
問題を解決可能な部分に分ける、部分化の技法=問題解決アプローチ
強化による行動変容によって適応行動を増やす技法=行動変容アプローチ
例外探しの技法=解決志向アプローチ
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