【介護支援専門員は儲からない職業であることをまず理解しよう】
介護支援専門員の一人当たりの利用者数は、40件未満と決まっています。
それ以上に担当を持つと減算対象となります。
つまり一人当たりの収益は決まっており、それが大体月に60万程度です。
結構稼いでるじゃんと思うかもしれませんが、人件費、パソコン、光熱費、交通費
ソフトウェア代等々考えると、法人や会社的にはトントンといったところです。
しかし、介護支援専門員の資格を取り、働いたほうがいいです。
【なぜ介護支援専門員をすすめるのか?】
たしかに法人や会社にとっては利益の挙がらない部署ではあります。
なので、夜勤している介護職員とトントンか給料が少ないかも知れません。
おススメする、大事な要素に自由があります。
どういうことかというと、自分でスケジュールを立てて仕事ができます。
介護や看護は、勤務の流れが決まっています。
たまに役割が違う程度で、同じ勤務の相手が合わない人だと一日が長くつまらなく感じます。
ケアマネは自己責任である程度、自由に行動ができるところは最大の魅力です。
そして組織の中で重要な役割を担えることです。
単体では利益がない事業所ですが、介護保険の性質上、担当のケアマネがいないと
サービスを利用者は使えません。
在宅部門にとって、その法人の運営はケアマネの腕にかかっているのです。
利用者の希望に出来るだけ沿うのは当然ですが、利用者側も同じ法人内のサービスを自然と使ってくれます。
居宅介護支援事業所が安定した信頼を得ていれば他の同一事業所も安定した収益を出すことが出来ます。
【介護支援専門員のジレンマ】
確かに実利がなく、計画を立てる方ですから、色々責任を押し付けられたりすることや、
法人の利益等の事に配慮したプランニングをしなければなりません。
部門別でいうと売り上げがないわけですから、納得できないこと、色々言われることも多いです。
ただケアマネの重要性をわかっている組織に属していれば、
必ずやりがいのある仕事だと思います。頑張ってください。
介護支援専門員=ケアマネージャー
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